リアルロボット系作品のマブラヴシリーズの外伝「シュヴァルツェスマーケン」で
BETAという侵略エイリアン的な存在に対する人類の最前線国家になった東ドイツで
東ドイツ陸軍とは別でシュタージの武装警察軍が存在し、予算と装備を取り合って戦車や戦術機(人型兵器)まで持っているのに
東ドイツ陸軍と違って対BETA前線でさっぱり戦わず、後方で国内粛清をしながら戦力を温存している酷い軍のように描かれるのですが
実際の史実において、戦時にこうした「装備が優良なのにさっぱり敵と戦わないで国内粛清ばかりしかしない軍」の例はありましたか?

史実で近い立ち位置であるナチスドイツの武装SSは、国防軍と予算と装備を取り合いながらも
無用な遊軍化や失策的な温存はせず、しっかり東西の敵国との前線で戦っていますし
SSの中で後方治安維持や国内粛清を担当した部隊も、第一線級の重装備はしていなかった(無駄に豪華な装備はしなかった)ですよね
なので、この武装警察軍のあまりのクソっぷりにはイマイチリアリティに欠けるなぁと感じたのですが