>>507
ただ、そのイメージを逆手にとりゃいいのよ。
不利なはずの偵察機で、絶対的有利なはずの戦闘機を相手にしたらもうヒーローでしょ?
創作モノの醍醐味はそこにある。
まず認識の誤りに気付けば、そこから逆に発展させられるはずよ。

で、実際に書かれた創作モノの中で偵察機が戦闘機相手に活躍するのは、川又千秋の
「ラバウル烈風空戦録」の外伝「後ろの撃墜王」ってのがあってね。

要は偵察機に乗った後方銃座の名射手の話で、操縦主との名コンビもあって追いすがる敵機を
バタバタ落とすだけでなく、時には高速を活かして艦隊に奇襲をかけてきた敵機を追い越し撃墜するという、
文字通り「後ろの撃墜王」。

実際、ヨーロッパ戦線では後部銃手のエースも少ないながらいたそうだから、荒唐無稽でも無い。

そこに日本の偵察機などが多用した対戦闘機機動「横滑り」も組み合わせると、面白い話になると思うよ。
(ただし、場合によっては垂直尾翼の方向安定板がぶっとぶが)
要は運動性で空戦やろうと思わなきゃいいんだ。