>>684
そもそもの話だが、広島を含む中国地方の占領行政を担当したのは英連邦軍なのに注意。
第1陣は米軍だったけど、その後英連邦諸国軍に変わってるのよ。
だからって米兵が全くいないわけでは無いだろうけど、基本はイギリス、オーストラリア、
ニュージーランド、英領インド軍。
そのうち主力はオーストラリア軍。

なので、進駐軍と言ってもやたらと米兵を出さないようにせんとあかんよ。
あと、時期的なものもあるんだが、英連邦軍に管轄が移ってからは滅多矢鱈に地域住民と
交流しないようにってお達しが出てる。
兵舎を作るため建物を接収したり、解体したりするための使役に住民に手当を出して募ったり
してるけど、公的にはそれが限度(私的に交流してた将校とかはいた)。

なので、進駐軍の兵士相手に似顔絵云々という話になると、ごく初期に駐留した米軍か
すぐに交代した英連邦軍の初期に限定された話になる。

もしKindleの読み放題に登録してるなら、
「1946年日本回想録: (敗戦を乗り越えた人々)」という本にその時期の英軍(岩国の英空軍だが)の
状況、地元住民との交流について、かなり詳しく書かれてる。