英国はアリソンは搭載した時点で、ハリケーン以下の戦闘機になると冷酷な決断を下してる
パッカードマーリン計画も米側はこれからつくるならグリフォンなり2000馬力級を寄越せとと不満がつよまるが
1000馬力級マーリンでももんくをいえないほどアリソンは開発が遅れてるというのが米国の弱みだった
ソ連で受け取ったアリソンエンジンは損耗が速いとしてるので品質はイスパノより劣ったようだ
それのそのはず米国では空冷がほとんどで、液冷はアリソン一系統で、しかも陸軍の研究に頼る形だった
アリソン社もベンチャー企業のように小さく研究者は20名。このようなクソエンジンでよく量産したものだ

ムスタング設計チームも人不足でようやく学校を出たばかりのものすらふくまれていた
アリソンを積んだうえ重くなったムスタングは白眼視されても仕方ないところだったが
しかしムスタングMK1を受領した英軍の部隊では歓声が上がった
ノースアメリカンの飛行機はどういうわけか英国でとても評判がよくテキサン練習機も仕上げが良いと
評判は上々だった。セルフ卿の決断は間違ってなかったわけだ。