ライバル戦車の項で取り上げてたスイスのPz.61戦車が61式と同時期でよく似た戦車なんだけど
スイスの地勢は山岳地を天然の要害として利用する国防方針で平地でのガッツリ機甲戦なんてのは想定していない
MBTの経験値は日本より劣る(そもそも本格的な戦車戦の経験無し)、それでも動力はパワーパック化、主砲はL7系105mmで
61式より一歩抜きん出てたもん作ってる。
日本は戦後の特殊事情で、グズグズしていると戦車なんて攻撃的イメージ強い兵器の国産案は潰されかねないって事情もあって
さっさと国産戦車モノにしたいって稚拙なやり方が、もし実戦でT-62とやりあう事になったら隊員達に太平洋戦争の悲劇繰り返え
させたかもしれないので(間に合わせで作って置いてPz.61→Pz.68に相当する様な時代に合った改良もせずに退役まで放置)。
あれがこの国の兵器行政の悪い所だと思うのですよ。