誇り高き帝国陸軍の精鋭なるもの、中国戦線で払底しており、15軍のほとんどは第二線、第三線の再召集再々召集の兵で占められていた。
カダルカナルの飢餓地獄から生還した古強者も少なからずいたものの、それ等は鬼の軍規から逸れ、スレた者ばかりでもあった。現場で少年軍曹をボコボコにした話を丸で読んでる。
日本軍悪玉論では出てこない話だが、インパール作戦にはインド独立軍も加わっており、悲願の独立を目指す彼らは非常にモラルが高かった。
日本兵が銃を捨てて撤退する一方、インド独立軍は女兵士まで含めて規律を失うことは無かったそうだ。

上海事変レベルの兵を期待した、牟田口の無駄口による作戦失敗と言えよう。