海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 24 [無断転載禁止]©2ch.net

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1名無し三等兵 転載ダメ©2ch.net (ワッチョイ f3e8-ipcx)
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2017/04/01(土) 23:39:29.14ID:R5IUf+6y0
陸上戦闘は如何に戦われるのか? 海戦は? 航空戦は?
史上のあの戦いにおいて、勝利する方策は?
近現代の陸上戦闘・海戦・航空戦について真剣に考察しましょう。

初心者から本職まで、幅広く参加者募集。
煽動者は黙殺、勘違いには罵倒ではなく善導で。
現職・元職は保全に注意しつつ、広い心でご参加を。

※軍事戦略(Military Strategy)、戦域(Theater)、作戦(Operation)、戦術(Tactics)、技術(Technical)
  について主に扱うスレッドです。
  世界観・展望(Vision)、政策(Policy)、国家戦略・大戦略(Grand Strategy)の言及は控えて下さい。
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海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 23
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2017/04/15(土) 16:27:19.49ID:C59B5LXqa
さすがに攻撃的航空戦の議論が活性化せんもんか。
米国が北朝鮮を空爆するにあたり、内向けの処置しかないって、同盟国として、人としてどうなんか。

レトリックじゃなくて、軍事理論的に専守防衛とも矛盾しないんだけどね。
効率的に防勢作戦を遂行するために、局地的には攻撃的な戦術行動をとることは。
2017/04/15(土) 16:55:11.14ID:C59B5LXqa
現状、最も欠けているのはSEADなんだろうね。

どうしても、北朝鮮の発射基地を日本独自に消さなきゃならんとしたら、「戦略爆撃機 P-1」が見られるか。
低空進入、敵防空網の射程外からASM×8斉射。
海自の本音の一端が出るかね。

離島奪回が急激にクローズアップされたとき、陸自は根性と気合と精神力(本来任務でない西普連の)で対応し、空自はオタオタして何もできなかったが、海自はしゃあしゃあと「ひゅうが」「おおすみ」でオスプレイや攻撃ヘリを優雅に運用して見せた。
帝国海軍の末裔はえぐい。
2017/04/15(土) 17:06:06.18ID:g/lUlhiwa
対潜哨戒機で爆撃すんのは架空戦記とか(先月書籍化して爆死した某小説も)でよくあるけど
現実でやるには安全性も運用も効率も悪すぎだろ
2017/04/15(土) 17:57:35.16ID:dfYvxjw50
>>207
典型例は牟田口と辻やね
この手の人間が出世する構造があるからトップダウンが破たんすると
2017/04/15(土) 18:14:56.67ID:dfYvxjw50
話広げたん自分やけど割とスレチやからここらでおわりで
とりあえず、「失敗の本質」買ってきて勉強する
2017/04/15(土) 20:30:42.25ID:Dn6jmu7c0
「失敗の本質」 全くお薦めできない。体系性に欠ける防衛大学の欠点もろ出し。
特に戦略レベルでは何の教訓も引き出せない。
2017/04/15(土) 20:38:10.59ID:Dn6jmu7c0
名前が似て非なるが、東大の畑村洋太郎名誉教授の「失敗学」関連は、要因分析から対策まで体系化されてて、本物やろうね。非軍事だけど。

こういう本物の碩学と協同研究したいもんだが。
2017/04/15(土) 20:42:57.72ID:Dn6jmu7c0
「実際の設計」シリーズとか、軍事関連システムのシステム設計でも考え方が参考になる。
迷惑かもしれんが。
2017/04/15(土) 20:55:46.49ID:Dn6jmu7c0
>>210
今でも最大のトマホークキャリアはB-52。
航空優勢が堅ければ四発のジェットで爆撃するのは、それほどとっぴな運用ではない。
217名無し三等兵 (バットンキン MM3f-CLLZ)
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2017/04/15(土) 21:30:25.96ID:LFI4q9ZWM
>>213
大陸打通作戦は大勝利だったからな。
2017/04/15(土) 21:51:00.84ID:XA8CK0Lu0
失敗の本質か…15m測距儀の誤差が30kmで2000mなどと海自出身とは思えない推論が書いてあってげんなりした思い出が。
2017/04/15(土) 22:30:53.06ID:QXyZKflP0
おまえら、今まさに「失敗の本質」を読もうと思ってる俺の心を折りに来るなよorz
220名無し三等兵 (ワッチョイ 1f72-fTH3)
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2017/04/15(土) 23:24:14.02ID:1ZaWYUZr0
>>211
一方オリヴァー・ノースはきっちり締められた。米帝が世界最強の地位を保てる訳だよ。
2017/04/16(日) 00:44:57.53ID:2EOnPLQ10
失敗の本質、明日買いに行こうかと思ってたけど
気が向いたら借りる方向にしとく
失敗学から読んで、実際の設計に当たることにします
2017/04/16(日) 01:04:49.77ID:CabUdYBFa
失敗の本質はヴァンデクリフト少将の言葉が載ってる部分だけ価値がある
米海兵隊調べていた時に読んだからあれだけ良かった
2017/04/16(日) 11:58:08.32ID:JVzM8zfn0
「自分が思う理想の組織」を米軍に投影して「自分が思うダメな組織」を日本軍に設定しているだけの似非比較研究だからね。
2017/04/16(日) 18:13:23.66ID:0+zovw3kr
失敗の本質は、大して目新しいことや切れ味もなく、優れた内容の本とは思わない。

しかし日本軍の組織的意志決定の失敗事例として、日本人にとってその価値は永遠であり、
編集方針というか企画としては非常に優れた本だと思う。
そりゃあ売れるしロングセラーになる。

軍事マニアとしては、日本軍に対する批判には、じゃあどうすりゃよかったの、そんな後知恵でベストの作戦はできんだろという細かいツッコミをいれたくなるけど。
2017/04/16(日) 18:57:06.44ID:4xsoBiiMa
旧軍批判は模範解答見ながら問題を解いてるやつを馬鹿にするのと同レベルだからな
2017/04/16(日) 21:44:42.82ID:LDeO490U0
旧軍の火力軽視がよく批判の対象になるが、これはWW1後の世界的すう勢。
軍砲兵群に対する呪詛は、今の大量破壊兵器に近い。
フラーもドゥーエもミッチェルもリデル・ハートも火力による大量殺戮の呪詛を吸い上げた。

この時代に火力マンセーは、ソ連くらいなもんです。
WW2初期は、各国大慌ての野戦砲兵再建期。
この状況で、金がなくて、世界大戦をする気もなかった日本の火力がショボいのは失敗の本質か?
さらに、今現在、文民主導で火力戦闘部隊を解体しているが、これは失敗ではないのか?
2017/04/16(日) 21:50:57.88ID:LDeO490U0
旧軍の兵站軽視が批判され、一部はその通りかもしれんが、地上からまともに兵站線引けないのに南スーダンに派兵したタコがいたな。
文民主導で。
インパールを笑う資格ありや?
2017/04/16(日) 22:01:36.94ID:LDeO490U0
旧軍の銃剣突撃主義が批判の対象になるが、あれも旧軍のオリジナルにあらず。

オーストリア・ハンガリー帝国のギャランティ(騎士道精神)に原形があり、さらに発展させたのは、何といってもWW1を勝利した連合国軍最高指揮官・名将フォッシュのエランビタールでしょ。
今もありがたいフォッシュとフラーの聖典・戦いの原則を暗唱している組織があるらしい。
229名無し三等兵 (スフッ Sd3f-xR6X)
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2017/04/16(日) 22:08:34.29ID:AW12goeGd
そもそも旧軍は銃剣突撃主義じゃないでしょ
ガタイのいいロシア兵や米兵に対抗するために白兵戦において銃剣を重視してリーチの長い三十年式銃剣を採用し続けたり、独自に銃剣術が発展していったけど逆にいうとそこまでの話で
2017/04/16(日) 23:08:03.89ID:fIHFDWtI0
旧軍の銃器による格闘戦は重視されてないよね。
2017/04/17(月) 00:08:48.61ID:FPdF/GIxx
>ALL
旧軍の精神重視の流れは「明治」時代にすでに始まっています。
何度か当時の偕行社論文をここでも何回かうpしています。
(ただし精神力の限界にも言及)

「精神上ヨリ観タル一般戦術ノ研究」
「突撃戦闘論」

しかし、これが大正期のWW1研究により火力重視が叫ばれましたが
昭和に入り精神論重視が復活

無形戦力の幻想に発展

この流れを無視し、単純に突撃否定はいかがなものかと
2017/04/17(月) 00:34:35.49ID:FPdF/GIxx
「敵ハ単二射撃二依リ之ヲ撃滅シ得ルモノ二アラズ故二常二突撃ヲ実施シ以テ最後ノ勝利ヲ期セザルベカラズ」
by 作戦要務令

旧軍は火力による敵制圧が成ったならば間髪いれずに突撃し戦闘の決を目指します。
当時の歩兵装備はボルトアクションゆえに突撃中の射撃は…

つまり
機銃/歩兵砲の援護下に最期は銃剣突撃

教範=旧軍の基本方針はこれ
(昭和20年の歩兵戦闘教令ではさらに悪化しますが…)
2017/04/17(月) 01:36:32.70ID:QFTjcY3Pa
組織の不条理って良い本なの?
戦略の不条理と同じ人が書いてるけど
2017/04/17(月) 03:04:29.07ID:y7nEpnaZ0
もともと日本陸軍は,徴兵された百姓兵の精神力なんて期待してなかったはず。
薩摩兵のような闘志と会津兵のような健気さが
あるべきだし有って欲しいが,どうせないだろうと。
なので健全に火力に頼ろうとしてた。

しかし,日露戦争で,百姓兵が意外と健気で士気が高いことが発見され,
また,第一次大戦で,列強の総力戦・火力戦に到底ついていけないことも自覚した。

そこでやむを得ず,仏軍と独軍をつまみぐいして,精神力と機動力に頼るようになったのでは。
235名無し三等兵 (ワッチョイ 1f4a-xR6X)
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2017/04/17(月) 03:21:24.98ID:qrHLwNJz0
>>232
歩兵が平野に棒立ちして1km先から撃ちあってた19世紀末期ならいざ知らず
日露以降の陣地戦ではそれ以外にやりようがないんじゃないん?
後、突撃中の射撃なんて現代の突撃銃でも滅多に当たるもんじゃないですぜ
2017/04/17(月) 12:07:27.77ID:VVkC/qe+a
旧軍でも火砲による制圧後の突撃か基本なんだけど、基本を守ることが
出来なくなっていった。
2017/04/17(月) 14:39:27.07ID:8a8TIWJ50
旧軍の突撃は教義としては追撃的な戦果拡張を目的としたものだったのが
補給事情で変質して打撃を目的にしてしまって失敗したということかな
>>227
野田政権時代だったけど、外務省が防衛省の反対を押して実施だし
例の会議も牟田口擁護派だから自民がやっても同じでしょ
でも南スーダンの補給事情は面白いかもしれない
An-124をチャーターして荷物運んでるところとか趣味的にポイント高い
2017/04/17(月) 14:52:39.19ID:kB57OC4/C
>237
>旧軍の突撃は教義としては追撃的な戦果拡張を目的としたものだったのが

追撃では突撃自体とは無関係です。

つ『戦闘の決は突撃による』

追撃は別に存在します。


>補給事情で変質して打撃を目的にしてしまって

補給事情とかそんな現場レベルの問題ではないです
国家レベルの軍備調達の問題で十分な砲兵を揃えられないと判断された結果
(砲の生産自体から、砲弾の生産、輸送も含めて考慮)
2017/04/17(月) 15:35:32.32ID:8a8TIWJ50
>>238
火力で優勢を作ってから勝敗を決める為の手段としての突撃だったのを
火力で不利を突撃の賭博性で誤魔化す方向に教義自体を変えたってことでOK?
原因はロジスティックスの貧弱さで
2017/04/17(月) 15:59:09.36ID:L/iCyHyBH
旧日本陸軍はドイツ流軍学の盲点がある、敵の戦闘力殲滅以外に重視しない。
戦史を良く見ればわかると思う、初期中国戦線での作戦も戦闘力殲滅以外をあまり考えない。
それを日本的増幅すると、兵士の命も兵站もクソもない。
その、ある意味で業績至上売上至上主義的なブラック企業体質が一番の問題だ。目標を達成できない店長、じゃなく、指揮官は自殺されるケースが多発した。

さらに任務式指揮の欠点で一度戦闘に入ると元の作戦を無視する、戦功に焦って少しでも多くの敵を殲滅したいため独走した指揮官が多い、調子に乗るとかなり釣られやすい、台児荘の戦いと長沙の戦いは典型的ケースだ。
その割りに保守主義が強く、慣れた作戦が通用しないとなかなか変更しない。
あと日本式組織の欠点で、基本的に上の人に文句を言わない、ミスも指摘しない、逆らわない。そのため一部の権力ある幹部の独断を牽制する機制はない、中央の指導が迷走し続けているも修正する能力はない。

私的見解だが、東芝の問題も旧日本陸軍に似てる感じがある
http://getnews.jp/archives/1056980
口コミサイトに見る東芝の内情 「官僚的な人間が残り、出世していく社風」「宮仕えは命がけです」
http://www.dailyshincho.jp/article/2015/07230835/
誰も反省していない「東芝」2000億円不正会計 公家の社風を一変させた「強烈相談役」の陰日向


米陸軍も官僚主義だけど、基本国力の強さ以外に、学習能力と研究能力の強さは別次元で、能力ある若い手は亜州と欧州では考えられない速度で出世する。一度戦闘に入ると無能な幹部は直ぐに「You're Fired!」を食らう。
保守層もあるが、新しい戦術と武器を受け入れる速度が速い。WW2でも1941年の米軍は1943年の米軍は違う。
しかし米陸軍の一番問題は科学管理主義の欠点で、人間を交換できる部品に認識する傾向が強い。組織を維持するために細かい規則が多く。
アメリカ人はよくローマ人に似てると言われているもそのためだ。
2017/04/17(月) 16:23:13.53ID:L/iCyHyBH
あと日本陸軍は一見我慢強いに見えるが、実は短気で、自暴自棄に走りやすい。
合理性より伝統と意地を重視する、変革して生き残るより伝統を持って滅びたい人が多いだから困る。
日本海軍もやはり日本軍で、簡単に言うとこんな感じ:

連合艦隊司令部
「・・・ここに海上特攻隊を編成し、壮烈無比の突入作戦を命じたるは、帝国海軍力をこの一戦に結集し光輝ある帝国海軍水上部隊の伝統を発揚すると共に、 その栄光を後世に伝えんとするに外ならず。」
(目的はある意味達成した、栄光はともかくその有名な行動は確実に後世に伝わった)

しかし合理性重視の人はこう言った
「国をあげての戦争に、水上部隊の伝統が何だ。水上部隊の栄光が何だ。馬鹿野郎!」by大井篤 
一言で大和特攻を総括したこの人やはり凄い。
(神風と違って乗員数が桁違い、戦果も出しにくいの大和特攻に当時から懐疑的意見がある)
2017/04/17(月) 19:48:40.21ID:QlBQbUmta
>>240
>東芝
そりゃ次元が違うな。
企業は経営の自由がある。
法に抵触しなければ、どんなやり方でもいいんです。
駄目なら倒産させるか、産業再生機構に送るだけ。
スティーブ・ジョブスが、どんなに出鱈目な人間だったと。

これが理解できないと、真の自由主義国家とは言えんね。
2017/04/17(月) 20:06:20.11ID:/45bA/U0a
帝国陸軍の近代化問題は、国軍(職業軍)か皇軍(大衆軍)かという課題に行き着く。
結果論として後者に近く専門的な近代軍として不十分だったわけだが、そんなに簡単に否定できん話だよ。

戦前農村社会から隔絶された近代軍として、国の使嗾で国民に銃を向けることもあり得るわけで。
226の時に、人口密集地の都心に艦砲射撃しようとした海軍とかね。
2017/04/17(月) 20:15:12.47ID:/45bA/U0a
統帥権問題も、クラウゼヴィッツの重心論で、三位一体でるべき政府と国民が分裂してたところに究極問題がある。
その場合、軍はどちらに着くべきか?

シビリアン・コントロールを遵守して政府に付けば、軍の母体である青年団や在郷軍人会と決裂する。
さらに、社会主義が日本にも入り込んでいたし。
何とか中立を保とうとした叫びが統帥権独立でもある。
戦後、都合よく事実が看過されてるが。
2017/04/17(月) 20:19:52.85ID:Tsr+sf+t0
>>239
教義自体は変えてないんだけど、解釈で対応したんだぬ
2017/04/18(火) 01:18:06.68ID:0xU5a07Qx
戦術の本質
https://www.amazon.co.jp/dp/4797389478/

木元さん、今度はしっかり書いてくれた。
機動も本来の意味合いで記述されてます。

ベースはFM TACTICSやOPERATIONですが
陸自系も参考図書に上がってました。
(どうりで読んだ事のあるような記述w)

戦術系書籍としては、戦術入門、戦術と指揮の次に読むものとして最適かもしれません。

気になった部分としては
OODAはスルー
任務指揮やALBはさわりだけ
ソ連式もスルー

当然、戦略-作戦-戦術の戦争次元もスルーなので
当然、作戦術もなし。。。

ある意味、陸自の現在の主流を理解するにはちょうど良いかも…
(いや、それじゃ駄目なんだが…)
2017/04/18(火) 01:26:36.80ID:0xU5a07Qx
でも、これ…一般ではいきなり読んでもほとんど理解できないと思われw
FM TACTICSという段階で尉官以上が対象だしw

説明もなしにNATO兵科記号使うのは無謀なり
(一般でこれについてこれるの、古参ウォーゲーマーだけだぞ)
2017/04/18(火) 01:36:52.58ID:5QE8xxvha
ほしいけど

戦争論
戦争学
新・戦争学
軍事学入門
戦術と指揮
補給戦
戦うコンピューターV3
電子戦の技術
海上護衛戦
現代ミリタリーロジスティクス入門
現代ミリタリーインテリジェンス入門
戦争の世界史
兵器と戦術の世界史
各国陸軍の教範を読む

ぐらいしか読んだことのない自分に理解できる物なのか気になる
2017/04/18(火) 02:07:37.03ID:0xU5a07Qx
>248
そんだけ読んでれば十分と思うけど…ジャンルが若干違いますね…
近いのは戦術と指揮くらいですかね
(兵器と戦術の世界史は似て異なるスタンス)

歴群アーカイブ 戦術入門とか、米陸軍戦闘マニュアルあたり読んでればもう少し判り易くなると思うです。
2017/04/18(火) 07:49:02.45ID:xU3+WQTwM
>>244
総帥権ってそれがルーツだったのか…勉強になりました
2017/04/18(火) 12:32:39.04ID:klEB2dgra
>>249
戦術と指揮みたいな感じなのか

もうポチったけど
2017/04/18(火) 12:57:05.92ID:b/yrYlhnC
>251
もうちょい専門的
(いやだいぶ専門的かも)
2017/04/18(火) 16:09:20.18ID:R2Jenprv0
火力に関して、実は中国戦線でも南洋でも輸送難あるので、WW2期の日本陸軍はしっかりな砲兵を持って戦うケースが少ない。
中国軍の戦力が弱いだからともかく、対米英戦でも明らかに機動と奇襲を前提にしている戦い方だ。そのために敵が踏みとどまって、正面から火力で撃ち合いの場合に弱い。

実は中国戦線でも中国軍が珍しく陣地戦で迎撃する戦例に苦戦した。それでも精神主義で兵士たちの気合で克服したい癖がある、中国軍はともかく戦争中後期の米英軍に通用しない。
堀栄三の回想録「大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇」でもその点を指摘した。当然堀さんがさらに指摘したこと、ドイツ流軍学最大の盲点、作戦重視情報軽視の悪い癖が本家ドイツ以上にヤバイ。


>>242
合法性とかの問題ではなく、自我修正と自我批判能力が弱い組織で、状況変わると重大な間違いがあっても、誰も指摘できない。
現にアメリカ軍はあれでも大統領と元老院と死闘し続けるの産物で、現実では提督の決断2以上に会議に慣れてる。
軍が起こった問題は厳しく追及され、他所との折衝も重視する必要がある。戦況が厳しくと前線からの批判も無視しない。

>>244
そのあと軍部は中立ところが政治の主導権を握り、軍事主導経済を始めた。
軍人は基本的に現代経済を詳しく分からない奴らで、結局、戦争を遂行するために経済を口実に利用したと言える。

補足すると、陸軍は確かに徴兵母体の農村に配慮する面がある。そのため、当時で文人と商人主体の政治家と対立し、保護主義的な政策を取った。
しかし軍系政治家も1930年代経済恐慌の根源、日本国内の需要不足と出口市場の不足を解消することは出来ない、そこでヒトラーと同じく、米英を排除するアジア独自経済圏構想に走った。
だがその構想の内容はガバガバだ。独占できる資源と市場が欲しくて、自分達も時代遅れに成りつつの欧州ような植民地帝国に成りたいに過ぎない。
2017/04/18(火) 17:49:09.93ID:b/yrYlhnC
>253
>輸送難あるので、WW2期の日本陸軍はしっかりな砲兵を持って戦うケースが少ない。

実は、輸送難だから砲兵が不十分なのではなく
想定戦場の輸送難を理由(言い訳)にして砲火力の整備を怠ったという側面もあります。

WW1の砲兵火力戦闘の戦訓から、今後の戦争は砲兵火力の充実が必須との戦訓を旧軍は導き出しています。
しかし欧州レベルでの砲の増産や砲弾の大量生産は、日本の国力及び工業力では不可能と判断され
そこにちょうど良いことに、日本の想定戦場は重輸送困難だったので…

ならば砲兵は小型、主力は山砲と迫撃砲でいいよね
不足分は無形戦闘力である精神力でカバーするなり

という恐ろしき妥協の結果が…orz
2017/04/18(火) 18:01:51.74ID:AGzRJ/7ld
>欧州レベルでの砲の増産や砲弾の大量生産は、日本の国力及び工業力では不可能と判断され
>そこにちょうど良いことに、日本の想定戦場は重輸送困難だったので

旧軍から自衛隊になって六十年以上経ったのに何も変わってないじゃないか(呆れ)
今も重輸送できる船や航空機殆んど持ってないし、火砲の定数も300門まで減るし
2017/04/18(火) 18:10:47.89ID:VuXCGcox0
優良師団の砲兵は対ソ戦を睨んで、15榴含む4個大隊へ増強改編する案はあったんだけどね
15榴は当座の凌ぎとして四年式を充てる予定だったけど、将来は九六式を回すつもりだったし
絵に描いた餅と言われればそれまでだが……
2017/04/18(火) 18:15:41.92ID:b/yrYlhnC
>255
いや、大きく違う部分があるぞ。
しかも決定的な差が

当時の最大原因は【砲の増産や砲弾の大量生産は、日本の国力及び工業力では不可能】という如何ともしがたい部分
しかし現在は【砲の増産や砲弾の大量生産は日本の国力及び工業力で可能】になっているのだ

したがって【日本の想定戦場は重輸送が困難】が言い訳なのは同様だが、現在の最大の原因は【政府の判断】である。
はっはっはー

そこに想定戦場はあっても、想定敵戦力は存在しない

♪のけものはいても、けものはいない♪
2017/04/18(火) 18:45:30.46ID:+osGf3yzd
>>257
国力的には可能だけど政治側がやる気ないからやらないってことか
もっと駄目ジャマイカ(呆れ)
旧軍ですら九一式十糎榴弾砲を千門単位で生産してたのに(米帝のロングトム生産数から目を逸らす)

ところで装輪155mmとMLRS後継はいつお披露目するの早よ早よ
2017/04/18(火) 18:47:44.21ID:R2Jenprv0
>>254
> ならば砲兵は小型、主力は山砲と迫撃砲でいいよね
> 不足分は無形戦闘力である精神力でカバーするなり

1920-1930年代の日本陸軍は命中率重視で軽量効果的なストークス・モーター式迫撃砲嫌で、配備が欧米より遅れを取った。
弾薬面で「たまに撃つ 弾が無いのが 玉に傷」の伝統を作って、精神主義的な白兵戦重視に走った。これは国粋主義的な武道復興運動と絡み合った。戦前の陸軍銃剣術と剣術教範を調べると、日本剣術を導入したのもこの時期だ。
宇垣軍縮への反動で、責任を外国に求めるため、国際主義を批判し、国粋主義精神主義に走った。その極みに、(幻想的な)白兵戦主義と従来以上な日本刀神話が誕生した。
しかし明治の先人は、刀が近代火力に勝てないと悟ったこそ洋式軍隊に改変した。

軍事面でやはり日本陸軍はWW1の欧州本戦を経験したことはないの影響が大きいと思う。
現代戦の局地戦闘に火力こそ神だ。
2017/04/18(火) 18:54:02.41ID:b/yrYlhnC
日本軍が史上、最も知的だったのは「大正時代」だと思うぬ
海外研究もさかんだし
2017/04/18(火) 19:06:15.35ID:nBm7SCOj0
>>260 「大戦間期の日本陸軍」、一個人レベルだと「湛山回想」ですな。日本陸軍最良の時期に一年志願兵やってる。
2017/04/18(火) 19:22:49.86ID:R2Jenprv0
>>258
火砲の更新は実際コストかかる。
しかしWW2以来、支援火力の選択が増えるので、伝統的な榴弾砲と自走砲に拘る必要が減った。一番の好例は120mm迫撃砲の普及によって、105mm榴弾砲は概ね退役された。
攻撃ヘリと攻撃機はコスト高いが難点で、今の時代で一番バランスを取っているのはやはり自走迫撃砲と自走ロケット砲と思う。
ロシアと中国は自走迫撃砲と自走ロケット砲の開発配備に積極的だ。
自走榴弾砲は反動対策で元々重型車体コストが高く、欧州メーカーの新型はFCS性能を求めるあまりコスト高騰するのはさらなるの難点。

時代は安くて軽量な支援火力を求めている。操作と維持人員の数もあまり掛からない物がもっといい。
HIMARSは一つの解答と思うが、命中率を求めると弾薬代が上がる。
倫理問題あるが、中小型無人攻撃機からもも高い潜在能力を感じる。少なくとも無人偵察機と前進観測官の連携は極めて有効に違いない。
2017/04/18(火) 23:18:50.13ID:lgonIK2Ad
>>262
ただし中小型無人攻撃機は砲兵と違って持続射撃が出来ないからぬ
HIMARSも榴弾砲と比較すると射程と瞬間的な制圧力は大きいけど長続きしないのが問題。ロケット弾を六発しか撃てないし、再装填に5分もかかる
装輪榴弾砲…例えばフランスのカエサルや日本の火力戦闘車ならこの5分で30発以上は155mm榴弾を叩き込める。この違いは大きい
あと自走迫撃砲は全般支援(GS)任務には向かないのがなぁ
2017/04/19(水) 08:19:06.16ID:w20ifQsVa
>>260
>「知的な大正時代」
宇垣一成ですか?

"Be more than you seen."(SAMSの標語)が崩れるのがこの時代。
モラトリアムで組閣ごっこしてる暇があったと。
2017/04/19(水) 08:35:51.50ID:OJL1hZpK0
>>218-224
「失敗の本質」、ボロクソけなされてるけど、少なくともこれだけ読まれてるのは大したもんじゃね?
戸部良一の本は、何か人を引きつけるものがあるんだろう
2017/04/19(水) 08:40:12.08ID:vPLwyAUxa
1918年の連合軍の最終攻勢、航空優勢のエアカバー、緻密な対砲兵射撃、弾幕射撃による掩護、歩戦協同。
そこに正解があるのは誰でも知ってた。
ただし、これやった国は破産するんです。
だから、何を切るかが戦後の焦点だった。

宇垣軍縮は、一定のリフォーマー運動として評価はできるんだろうが、国防を政争の具にしたハシリでもあるし、具体的な戦役計画とリンクしていない初めてのケースでも。
明治や昭和の必死さの方が、失敗例でも価値があると。
2017/04/19(水) 09:02:13.11ID:OJL1hZpK0
必死さの方が価値がある、か
2017/04/19(水) 09:03:51.20ID:OJL1hZpK0
売れてるけどボロクソ、って理由の一端がわかったような希ガス
269名無し三等兵 (ワッチョイ 4ff3-VrM0)
垢版 |
2017/04/19(水) 10:44:37.87ID:PmnnNUnE0
>>266
大正時代のナントカ軍縮は全部失敗だろ。英米ドイツは第一次大戦の将校の損害
補充に苦しんだ戦訓から英米は予備士官課程を一般大に設けたり、ドイツなら軍
が制限された人数の中で将校の比率を極限まで高めたりしてた。日本のナントカ
軍縮は人をバッサリ斬って何の成果も無い。第二次大戦では人が足りなくなって
25歳の艦長だの24歳の大隊長だのが現れた、これで戦争に勝てるわけない。
2017/04/19(水) 11:59:57.29ID:u2gaIKmyC
「戦術の本質」読み始めましたが…おしいなぁ、実におしい
内容的には非常に良いと思うのですが、紙面が足りない為もあるのでしょうが…
いま一歩説明不足だったり…表現が微妙だったり…それが各項目毎に必ず1か所はある感じ
例:
目標⇒目的と目標を明確にせよ!は絶対的に正しいのですが…戦争次元の説明が欠如してるので、戦争における戦術の位置が判らず、その為に戦術における目的がどのようなものなのか?が不明確

攻勢⇒攻勢=イニシアチブ=主動と説明していますが…イニシアチブは主導だと思うのです。攻勢の本質は戦場の主導性≒支配権を得る事であり、その方法は主動に限定されません。
つまり攻勢は主導権を握る方法の一つであり最有力の方法であり、それには主動が必要です。しかし主動をとったからといって主導権(イニシアチブ)を取れるとは限りません。主動も主導権確保の手法の一つ。
主動の先に主導があるので、そこまで説明しないと、主動による攻勢で主導権を獲得するという理解に誤解が生じかねないと思うのです。

機動⇒以前の著書が狭義の機動しか説明せず(それも空中機動を輸送と混同するなど問題あり)、説明不足な感じがありましたが、今回は広義の精神的なものをも含めた、より正しい機動の概念説明になっています。
しかし説明では「あらゆる戦闘力を注ぎ込み」という集中の原則に囚われており、若干の違和感
機動は相手をも利用する事を考えねばなりませんし、自分以外の自然現象、地形地物、第三者も利用します。自分の努力の集中では説明不足だと思うです
集中ではなく、ありとあらゆるものを「利用」して相手を不利な状況に追い込むというような説明の方が良いのではないか?と思う事しきり
(相手を利用とは、相手の位置や能力、兵力構成といった物理的事象のみならず、相手のドクトリンや指揮官など思考傾向といった精神的なものも含みます)
(相手を追いこむ不利な状況というのも、物理的な状況に限らず、精神的な受動や追随に追い込むといった精神的な状況も含みますが、ここは少し触れてくれています)

他にも「野外令」「主攻・助攻」という用語を何の説明もなく、いきなり使うので初心者には、なんのこっちゃ感が激しそう
やはり「歴群アーカイブ/戦術入門」「戦術と指揮」あたりを読んで事前に予備知識を得た上で手をださないと厳しそう。
2017/04/19(水) 15:40:47.92ID:IKQ1YrGza
タイトル的に初心者向けじゃないし
どうせ全国チェーンの一般書店にはおいてないから大丈夫
2017/04/19(水) 16:44:29.83ID:u2gaIKmyC
>271
昨日、会社の近くの本屋に普通に平積みされてたおww
(ビジネス街で、そんなにミリタリーに力を入れてない本屋)
2017/04/19(水) 16:46:48.65ID:IKQ1YrGza
>>272
そうなのか
こっちは田舎だから県庁近くの専門書店まで行かないとなさそう
2017/04/19(水) 17:17:53.77ID:ny4StZmBa
>>270
そらそうだろ。野外令に軸足置いてるし。
「攻勢は主導性を保持して戦勢を支配し得る最良の行動方針であ〜る」と刷り込まれてる。
カルトって怖い。

戦車連・大隊長あがりなのに、決勝点将棋板戦術になんの疑問も持たんのかと。
以前の著書で、戦機を看破(訓練だけど)して、浮動状況下で新攻撃軸を設定して(戦車大隊は○○より攻撃する!大隊長に続け!)、対戦車ミサイル陣地を蹂躙する場面があったやに記憶してるが、矛盾を感じないのかと。
2017/04/19(水) 17:32:16.89ID:ny4StZmBa
戦車部隊は、特に攻勢・防勢を自在に切り替えて、敵味方の相対的な態勢の中に勝機を見出だすものだろ。

主動ったって攻勢一辺当であるはずがなく、敵の衝撃力をも逆用する慧敏さが求められる。
集中も、もっと敵味方のシステム全体を見据えた総体的なもんやろうね。
時には、喉に刺さった小さな骨が致命傷を与える場合もある。
2017/04/19(水) 17:40:32.84ID:ny4StZmBa
FMのTACTICSは、グラフィカルな統制手段の解説に重きを置いていて、原則的な部分の説明はOperationsの方に準拠している。
作戦術の話題を封印して、部内教範は参照できないからFMを論拠に戦術を解説するって、根本的に無理がある。
もっと正面から作戦術に取り組むべきでしょ。一般向けならとくに。
277名無し三等兵 (ワッチョイ eb59-qPoJ)
垢版 |
2017/04/19(水) 18:25:03.01ID:OJL1hZpK0
>>266
>だから、何を切るかが戦後の焦点だった。
第一次大戦後の予算削減への対応の話しかね?
用兵思想的なことなら、例えば第二次大戦時の米軍は何を切ったのかね?
2017/04/19(水) 18:48:13.91ID:EkMgHvKf0
>>246
戦術と指揮よりは親切に書いてますね。

新書に収まるようにするとあれらいのでいいのでは?
2017/04/19(水) 18:49:08.50ID:EkMgHvKf0
宇垣さんはやりすぎちゃったね。
政治的野心があったと言われているけど。
280名無し三等兵 (ワッチョイ 1f4a-xR6X)
垢版 |
2017/04/19(水) 18:57:49.69ID:7JYpSsZn0
>>277
戦間期の米陸軍なんてなにもかも切ったただの田舎陸軍じゃん
2017/04/19(水) 19:05:32.29ID:OvtPYgCFa
>>277
ルーズベルト政権ができるまで悲惨。
陸軍は解体に近い。
海軍軍縮もアメリカが旗降り役やろ。
2017/04/19(水) 19:13:38.25ID:OvtPYgCFa
必要以上に質素な帝国陸軍だが、実質的に航空主兵だった重点化は評価すべき。
最盛期に六個航空軍を運用してたくらいで。機甲軍1個に対し。
ノモンハンくらいから効果出てるし。
2017/04/19(水) 21:56:19.18ID:7SqKPjn/0
米帝の空母打撃群が目下まで迫ってきている。
これを撃滅するためには、やはり、潜水艦による待ち伏せ作戦が効果的ではないか?
国家の危機ではあると思うが、これで戦果をあげれば、英雄になれるのでは。
284名無し三等兵 (ワッチョイ eb59-qPoJ)
垢版 |
2017/04/19(水) 21:58:51.05ID:OJL1hZpK0
>>280
>>281
>第二次大戦時の米軍は
2017/04/19(水) 22:01:08.32ID:OJL1hZpK0
>>282
最盛期って島嶼戦中心の時期じゃね?
だったら機甲軍少ないの当たり前じゃね?
2017/04/19(水) 22:58:30.01ID:s6fqBA5T0
>>284
>第二次世界大戦時の米陸軍

WW1後の軍縮と教義の喪失により、軍団レベルの野戦砲兵を整備できず。
イタリアでもノルマンディでも砲兵火力でドイツ軍の師団クラスを制圧できず。
作戦的な突破がほとんど成立せず。

戦車部隊の戦力化も悲惨。
教義の混乱で駆逐戦車なんて亜流と資源の折半になった。
航空エンジン搭載のM4シャーマンはあまりに戦闘不向き。
あの戦況で30%を喪失。

負ける要素は無数にあった。
それをねじ伏せた第8空軍とトラックコンボイに感謝せえよと。
2017/04/19(水) 23:08:24.94ID:s6fqBA5T0
>>285
帝国陸軍主力は大陸にいた。それを支えていたのはエアカバー。
加藤隼戦闘隊は一日にしてならず。
2017/04/19(水) 23:23:34.01ID:10co4hycx
「各国陸軍の教範を読む」田村尚也(イカロス出版)
「WWII米軍野戦教範 戦車中隊」名城犬郎
「日本陸軍便覧-米陸軍省テクニカル・マニュアル:1944」米陸軍省(光人社)
「マキャベリ戦術論」二ッコロ・マキャベリ(原書房)
「統合参謀マニュアル」J.D.ニコラス/G.B.ピケット/W.O.スピアーズ(白桃書房)
「武装蜂起-コミンテルンの軍事教程書」赤軍参謀本部(鹿砦社)
「蜂起貫徹・戦争勝利-大菩薩冒頭陳述集」塩見孝也(京大出版会)
「制限戦争指導論-1789-1961」JCフラー(原書房)
「マハン海軍戦略」アルフレッド・マハン(中央公論新社)
「ソ連海軍戦略」セルゲイ・G・ゴルシコフ(原書房)
「海洋戦略の諸原則」ジュリアン・コーベット(原書房)
「米陸軍戦略大学校テキスト-孫子とクラウゼヴィッツ」マイケル・I・ハンデル(原書房)
「オレンジ計画-アメリカの対日侵攻50年戦略」エドワード・ミラー(新潮社)
「Operational Warfare at Sea -Theory and practice」Miran・Vego
「毛沢東軍事論文選」(文外出版社)
「国防の論理-西ドイツの安全保障と憲法との関係」小林宏辰(日本工業新聞社)
「証言記録 太平洋戦争 開戦の原因/作戦の実相/終戦への決断」サンケイ新聞出版局
「中国人民解放軍」若松重吾(原書房)
「ベトナム革命戦争史」渡辺正之・坂本聡三(鹿砦社)
「サイゴン解放作戦秘録」バン・ティエン・ズン(新日本出版社)
「ベトナム・チョッパー ヘリ航空戦 1950-1975」サイモン・ダンスタン(並木書房)
「現代の空挺作戦-世界のエアボーン部隊」田中賢一(原書房)
2017/04/19(水) 23:24:54.56ID:10co4hycx
ごめん、書籍スレに爆撃してたら誤爆w
2017/04/19(水) 23:34:07.31ID:EkMgHvKf0
該当スレも見ていたのでワロタw
2017/04/19(水) 23:44:11.58ID:Pbcil4iwa
正直テンプレの本全部読みたいけど取り扱いなしとかが多いしハードカバーで高いからなかなか集まらん
2017/04/19(水) 23:49:38.35ID:10co4hycx
>291
テンプレのは時間をかけて根気よく集めるか図書館に通うしかないです。

ちなみに書籍スレで、商売しようというのにラクに情報だけ得て
相手の素性も見極めずに見下した態度をする、クリエイター志望らしきのが居たので爆撃してみたw

業界なめきった新人はゆるさんww
2017/04/20(木) 00:35:10.78ID:94gjKZ1na
最近軍事学入門を読み返してて作戦術について気になったんだが

なんか上手く言い表せないけど
ドクトリンに基づいた大規模作戦(縦深攻撃とかエアランドバトルとか)を実施するためのものって認識でいいのかな?
2017/04/20(木) 00:44:11.79ID:uLEt6Qtnx
>293
大規模作戦とは限らない

戦略をどう戦術に落とし込むか?
その過程で齟齬を生まないようにする手法と理論

ただ、大規模作戦の方が戦略的結果に繋がりやすいので、より強く必要とされがち
2017/04/20(木) 01:24:59.81ID:IkxTfQTG0
戦略に対しては戦術(?)の積み重ねで達成可能なように、戦術に対しては戦略の達成に寄与するように、
って考えでいいのですかね?>作戦術

ここで使った戦術という言葉に違和感
「戦術レベルの戦闘による戦果」の積み重ね?とでも言った方がいいのでしょうか?(しかし戦闘による戦果以外でも寄与は可能のような気も…)
中隊は大隊、大隊は連隊/旅団、連隊/旅団は師団に、師団は…と言った具合に、子部隊が親部隊の目標達成に寄与できる範囲に戦略を留めるというか…
2017/04/20(木) 01:30:41.62ID:uLEt6Qtnx
積み重ねというより、連携とか同調とか連動とか、そういうニュアンス
米FMではしきりに「しんくろないずど」を強調してるですよ

縦に累積だけではなく、横の連携も含めて考える必要あり
当然、連携は空間だけでなく、時間やばあいによってはサイバー領域や民生領域も含む。

このように広範囲での連携となると、戦術だけでは戦略に繋げらなくなる
だから作戦次元が必要
2017/04/20(木) 01:37:19.68ID:IkxTfQTG0
なんとなく、作戦術の発端(クラウゼヴィッツやジョミニの頃から類するものはあったようですが)がソ連なのが納得できたような>横の連携
大規模な戦争を指導するという点で

作戦術は大規模な戦争以外では機能しないというわけではないですが
2017/04/20(木) 05:16:42.13ID:Ts2cz/8y0
ミサイル攻撃貰った時の想定される、損失に対して
日本のミサイル防衛は何処まで強化すると効用が最大化するという、議論は碌にされてないですよね
ミサイル防衛を行った上での攻撃による想定損失とミサイル防衛コストの和が最小なるのが
理想的な状態という考えであってますか?

ミサイル防衛スレがあるが、内容が軍事戦略だからこちらに
2017/04/20(木) 09:29:26.26ID:0UxU7AREa
戦略上の必要性に対して、戦術は「戦闘力の行使」で従順すぎる。
「やります・やれます・やってみせます」とどこかの組織の通弊。

戦争は、クラウゼヴィッツが展開しているように、戦術的努力が結果につながるとは限らない。
摩擦(furiction)にさらされ衰耗してくし、最大の霧(fog)である敵の意志によって気がついたらベルギーで包囲されてることも。
だから中間で、具体的な兵棋演習でfogとfuriction(f2)を掛け合わせて、目標自体が妥当か分析・総合するレベルが必要。
それが作戦次元であり、その効率的な検討ツールが作戦術。
2017/04/20(木) 09:41:27.24ID:0UxU7AREa
「天長節までに○○を奪取」「お上は日本にはもう軍艦はないのかと仰せに」という崇高な戦略目標は分かるが、「部隊運用の分析結果によると、かえって陛下の御心に反します」と誰かが言わないと。
つうか、参謀本部が言わないと。
2017/04/20(木) 09:57:10.75ID:OLt0Gg/5a
ソ連の作戦術といううが、
「同志トロツキー、連続的な攻勢による世界革命など誇大妄想でございます。」
「トハチェフスキー君、残りの人生はシベリアで木を数えたまえ。」
となり、根元的な議論にならんのではという素朴な疑問を感じる。
2017/04/20(木) 12:17:59.39ID:/J+8hzsM0
>>286
開戦前のイギリス陸軍はある意味アメリカ陸軍以上に旧態依然。
現代イギリス陸軍でも基本を抑えるだけであまり戦闘教義を気にしない。
それでも正面戦闘に安定して強い。

正直、WW2のドイツと日本軍を研究すると、国力の差こそあれ、やはり機動戦術と攻勢主義に拘りすぎるため、連合軍の火力の前で損失が多い。
特にイタリア戦役は両方にとっても火力が一番、機動は二の次。ドイツ軍が守勢を取ったこそ時間稼ぎを成功した。
2017/04/20(木) 12:25:22.71ID:/J+8hzsM0
>>293
一系列の戦闘(Battle or Combat)で構成される一戦役(Campaign)の計画と指導方法(つまり作戦、英語ではOpreation)。
初心者に混乱を避けるため、戦術(Tactics)と戦略(Strategy)の中間ような物と認識しても構わない

アメリカでは軍事理論と経営管理論は共通の物で、経営管理論の「オペレーションマネジメント」を参考すればより分かりやすいと思う。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E5%96%B6%E7%AE%A1%E7%90%86%E8%AB%96
経営管理論
2017/04/20(木) 12:56:42.27ID:/J+8hzsM0
http://ba.sozo.ac.jp/column/archives/34
「戦略的マネジメント」と「オペレーション・マネジメント」

マネジメントとは、組織に成果を上げさせるための機関であり、組織はその成果を通じて、社会に貢献する存在であるという(P.F.ドラッカー:マネジメントの父と呼ばれる経営学者)。
このマネジメントには、大きく「戦略的マネジメント」と「オペレーション・マネジメント」の2つがある。

戦略的マネジメントは、これからの企業の進むべき道を社会・経済環境とのかかわりの中で決定していくためのマネジメントである。
そのため、企業に大きな影響を及ぼす要素を考えて、戦略の方向性を決定しなければならない。中・長期的視野で、幅広く、そして深い洞察をともなった思考が求められる。
さらに、中・長期的方向の結果に大きな影響を与えるであろう不確実な要素にも目を向けなければならない。
ここでは、不確実な要素の幅を見極め、異なるいくつかの戦略代替案を創出して、その中からリスク
(ISO(国際標準化機構)31000では、リスクは「目的に対する不確かさの影響」(effect of uncertainty on objectives)と定義されている。)
とゲイン(利得)を見定めて選択することが必要となる。
2017/04/20(木) 12:59:36.08ID:/J+8hzsM0
一方、オペレーション・マネジメントは意思決定された戦略に従い、所与の経営資源(人、モノ、金、情報の資源)を有効に活用し、求められる成果をある期間内(たとえば1年)にあげるために行うオペレーション(業務の遂行・実行)をマネジメントすることである。
ここでは、Plan, Do, Check, Act のマネジメント・サイクル(
@Plan:まず目標を設定し、それを具体的な行動計画に落とし込む。
ADo:果たすべき役割を決めて人員を配置し、組織構成員の動機づけを図りながら、具体的な行動を指示する。
BCheck:途中で成果を測定・評価する。
CAct:必要に応じて是正を加える。)
を回して、諸活動を効率よく定められた期限のなかで行い、着実に成果をあげることが求められる。そのため、状況を見極めて必要により素早くフィードフォーワード(結果を予想し修正する)やフィードバック(結果を受けて修正する)をかけていくことが求められる。

経営学的思考の1つは、このような「戦略的マネジメント」に求められる中・長期的視点と「オペレーション・マネジメント」に求められる短期的視点の双方のバランスを同時に考えることにある。ここでのバランスとは、ある時は中・長期的視点をより重視をし、
またある時は短期的視点に重点を置くといった重点志向を言っている。
2017/04/20(木) 13:12:39.38ID:2U1lXeX7r
>>298
経済的コストだけ評価するのはゲーム的。

コストに生起確率が掛かってない。

相手方のアンチミサイル防衛の政治経済的コストが入ってない。

飽和すれば突破されるが、攻撃規模は相手の意図次第。

日本の敵は北朝鮮だけではない。北朝鮮との軍拡競争に勝って経済的に沈没したら無意味。
2017/04/20(木) 15:04:36.31ID:qCfe9yqHC
>301
作戦術が発達したのはトハたんが粛正された後

つまり、トハたんの人格と政治信条は党(というかスターリン)に認められなかったが
その軍事理論としての妥当性は認められたと言う事。

    |┃三     , -.―――--.、
    |┃三    ,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
    |┃    .i;}'       "ミ;;;;:}
    |┃    |} ,,..、_、  , _,,,..、  |;;;:|
    |┃ ≡  |} ,_tュ,〈  ヒ''tュ_  i;;;;|
    |┃    |  ー' | ` -     ト'{
    |┃   .「|   イ_i _ >、     }〉}     _________
    |┃三  `{| _;;iill|||;|||llii;;,>、 .!-'   /
    |┃     |    ='"     |    <   話は全部聞かせて貰ったぞ!
    |┃      i゙ 、_  ゙,,,  ,, ' {     \  これで、もう貴様に用はない!
    |┃    丿\  ̄ ̄  _,,-"ヽ     \
    |┃ ≡'"~ヽ  \、_;;,..-" _ ,i`ー-     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |┃     ヽ、oヽ/ \  /o/  |    ガラッ
 
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