>>254
> ならば砲兵は小型、主力は山砲と迫撃砲でいいよね
> 不足分は無形戦闘力である精神力でカバーするなり

1920-1930年代の日本陸軍は命中率重視で軽量効果的なストークス・モーター式迫撃砲嫌で、配備が欧米より遅れを取った。
弾薬面で「たまに撃つ 弾が無いのが 玉に傷」の伝統を作って、精神主義的な白兵戦重視に走った。これは国粋主義的な武道復興運動と絡み合った。戦前の陸軍銃剣術と剣術教範を調べると、日本剣術を導入したのもこの時期だ。
宇垣軍縮への反動で、責任を外国に求めるため、国際主義を批判し、国粋主義精神主義に走った。その極みに、(幻想的な)白兵戦主義と従来以上な日本刀神話が誕生した。
しかし明治の先人は、刀が近代火力に勝てないと悟ったこそ洋式軍隊に改変した。

軍事面でやはり日本陸軍はWW1の欧州本戦を経験したことはないの影響が大きいと思う。
現代戦の局地戦闘に火力こそ神だ。