>>68
そもそも戦前の護身拳銃は普通に.38ACPと.32ACPが主流。
しかし1910年代前後にドイツの軍用拳銃は野戦も考慮して、やや大きな9x19mm自動拳銃を採用し始めた、そこでWW1の弾薬大量消費と短機関銃の発明に通して、9mm自動拳銃弾の軍用地位が台頭した。(同時にアメリカで.45ACP口径が流行し始めた)
それでも警察と民間で.38ACPと.32ACPの小型オートが主流だった。
WW1でロシアで西欧諸国に正式採用されないモーゼルC96拳銃を大量使用した、その後の内戦でも使用し続けたため、7.62mmのモーゼル弾が流行した。モーゼルC96拳銃は野戦用でかなり大型、やはり警察と民間人に不向きだ。
しかし当時に一部の犯罪組織と警察が短機関銃の威力を注目して採用した、余剰の大型軍用拳銃も民間に流入した。
その後、戦間期で内戦中の中国以外に大型軍用拳銃と短機関銃の人気が下火になったが、WW2でその地位を決定した。

日本軍は中国のモーゼルC96拳銃と遭遇するまで、拳銃と拳銃弾の野戦使用を考えていないと思う。