核実験の地震では最大=北朝鮮、規模はM6.1―気象庁


9/3(日) 13:35配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170903-00000047-jij-soci

 気象庁は3日、午後0時29分57秒ごろ、北朝鮮付近を震源とする地震を観測し、
地震波の特徴から「自然地震ではない可能性がある」と発表した。

 地震の規模は日本国内の地震を対象に速報性を重視して発表している「気象庁マグニチュード(Mj)」で6.1と推定され、
北朝鮮が過去に核実験をしたとみられる地震の中では最大。

 気象庁によると、震源の位置は北緯41.3度、東経129.1度。深さは0キロで、地表に近いとみられる。

 この気象庁マグニチュード(Mj)は周期が比較的短い地震波の最大振幅に基づいており、
国際的には周期が長い地震波の波形に基づく「モーメントマグニチュード(Mw)」が使われる。
気象庁が過去に観測した北朝鮮の核実験に伴う地震の規模はMj4.9〜5.3で、昨年9月9日の前回の核実験は5.3だった。