>>495>>496
時期も考慮しないといかんぞ
キミらが言ってるのは高速で当たり前、甲板防御も満たして当然、と
ヴァイタルの増大による重量増が激しい条約明け世代での常識

条約締結以前の世代だと事情は大きく異なってくるため、連装が大正義
WW2の時世では実用的だった3連装砲(それでも>>494みたいな事が言われたりする)も、WW1の頃ではかなりの難物。
・当時の駆動系の信頼性では3連装化による重量増に耐えられず故障が多発したり(ネルソン級)
・砲同士の干渉が激しく著しい精度悪化を生じたり(14in3連装砲塔の米戦艦全般)
と、非常に難儀な代物。

>連装は前後2基づつの4基までだろうね。
そんなんだと扶桑辺りの年代では深刻な火力不足と見做されるね
扶桑辺りの年代から遠距離砲戦では最低でも8門の発射数が要ると考えられていたが、
当時の大口径砲は性能や信頼性が低く、演習ですら出弾率は8割以下なんて状態。
つまり8門では足りず、10〜12門は無いと十全な射撃が出来ないとされた。
ゆえに扶桑は12門を求めたし、連装だからあのような配置は仕方がない。
そも、扶桑竣工前後だとあの手の連装砲大量配置はそう珍しい訳でも無い。イギリスなんて連装砲7基の戦艦まで作った位
金剛型や長門型は高速化を目指す為止む無く門数を減らしたに過ぎない。
長門型以降がすぐにも10門艦の予定だったのもそう言う事だし、後の計画には再び連装6門も俎上に上がったこともある。