【ワシントン時事】トランプ米政権は29日、北朝鮮問題で中国の銀行への制裁に踏み切ると同時に台湾への約14億ドル(約1570億円)相当の武器供与を発表した。ト
ランプ大統領は北朝鮮に核・ミサイル開発を放棄させるため、最大の貿易相手国、中国の協力を重視してきた。だが具体的な成果はなく、中国の不十分な対応に不満を募らせ
、「対中政策を急旋回」(ワシントン・ポスト紙)させた形だ。
中国大使「相互の信頼損なう」=台湾武器売却などで米批判
 米財務省は29日、北朝鮮による不正な
金融取引への関与などを理由に中国の丹東銀行(遼寧省)や海運会社を独自制裁の対象に指定。また、国務省は台湾に対して高速対レーダーミサイル(AGM88)などの売却
を議会に通知した。いずれもトランプ政権下では初めて。ニューヨーク・タイムズ紙は「トランプ氏と習近平氏(中国国家主席)の蜜月は終わった」と指摘した。 
 予兆となったのが20日のトランプ氏の
ツイッターだ。北朝鮮対応で「中国の取り組みは結果が出ていない」と不満を記した。ティラーソン国務長官はこれに先立ち、北朝鮮と取引のある中国企業の取り締まりを中国に要請したことを明かし、「行動しなければ米国が独自措置を取る」と警告していた。
 一方、国務省のナウアート報道官は29日、「中国が協力していないとは言わないが、もっと多くのことをしてほしい」と述べ、さらなる行動を要求。マクマスター
大統領補佐官(国家安全保障担当)も28日、北朝鮮に圧力強化で臨む方針を確認し、「中国がどれだけ協力するかの決断がカギになる」との認識を示した。
 トランプ氏は、7月7、8両日にドイツ
・ハンブルクで行われる20カ国・地域(G20)首脳会議で習氏と会談する予定。北朝鮮問題での影響力行使を改めて迫るとみられるが、中国が応じなければ米中間の緊張が
さらに高まる恐れもある。
jiji.com
2017年06月30日14時49分
http://www.jiji.com/sp/article?k=2017063000798&;g=int

東朝鮮はキチガイチョンコ政治でトランプ氏の邪魔すんな