モスル市街地戦の戦訓

@ISISの5000人の戦闘員に対して後方要員含め100000人のイラク兵士を投入したが、イラク兵士は3000人以上死傷したと見られている。
Aテロリストに降伏を期待するべきではない。
Bリヤカーに重機関銃を載せただけの装備が市街戦で極めて有用かつ革新的な武器で、歩兵分隊は移動式の重機関銃を運用できるようになった。
CISISのドローンの偵察および空爆は効果が高く、イラク軍は同じ装備と戦術でやり返した。
D両軍で最も活躍した兵器はドラグノフで、たった一丁のドラグノフが、数百人のイラク兵士を進軍不能にした。
E迫撃砲やロケット砲や榴弾砲は、街を瓦礫の山にしたが、テロリストの抑止に役立たなかった。
F歩兵分隊の小銃や機関銃の大半は、敵のいない場所に向けて撃ち込まれた。
GVBIEDやスナイパーの対処のために、歩兵分隊にRPGやSPG9は欠かせなかった。
H重機関銃搭載の軽車両は、大活躍した。
I空爆でテロリストのリーダーを殺すと、意思決定ができなくなり、かえって降伏は遠のく。