カタール後、ワシントンは中東を失ったのか? 2017年6月24日
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2009年3月15日
カタール首長ハマド・ビン・ハリーファ・アール=サーニー
当時は、まだ首長にとって信頼できる友人と見なされていた
シリアのバッシャール・アル・アサド大統領
ハマド首長が、アサドに、巨大なEUガス市場
カタールの巨大なペルシャ湾ガス田から
シリアのアレッポ州経由
トルコへのガス・パイプライン建設を提案
カタールのガスで、ロシア・ガスの対EU輸出を損なうのを
ロシアとの長年の良い関係を優先させて、アサドは断った
2011年7月、モスクワの承認を得て シリア政府、イラクとイランは
“友好パイプライン”と呼ばれる異なるガス・パイプライン協定を結んだ
NATOとワッハブ派反動的湾岸諸国 2011年以降 アサドと統一されたシリア国家を破壊
パイプラインが計画されているアレッポ占領に動いたのも驚くべきことではない
2011年
カタールが、当時、サウジアラビアや、他のスンナ派湾岸諸国
ヨーロッパとアジアのガス・ハブとなる野望
トルコにも支援された対アサド戦争
30億ドルもの金を注ぎ込みはじめた時期
イラン-シリア“友好パイプライン”協定発表 まさに翌月、2011年8月
国連安全保障理事会で、アメリカがシリアのアサド辞任を要求
アメリカ特殊部隊とCIAは、アサドを追い出し
ダマスカスに カタールのガス・パイプライン
サウジアラビアが支配する傀儡政権ための扉を開くべく
“シリア反政府派” NATO基地での、秘かな訓練を開始
現在のトランプと、サウジアラビアのサルマーン皇太子
イランが“一番のテロ支援国” カタールがテロ支援者だ 一体どういうことなのだろう?
ロシアがシリア戦争に介入して、アレッポ経由トルコの、EU向けパイプライン カタールの夢
はかなく消え テヘランと交渉を始めた すべてのものごとがつながって見えてくる
この春、カタールは、両国が共有する南パース-ノース・ドーム・ガス田開発で妥協