脱線ネタ続きとして420にあるサウジアラビアのハラマイン高速電化新線の
走行試験は順調のようだがイラン高速電化新線コムアラク間延伸正式契約
のお知らせだよ。
https://financialtribune.com/articles/economy-business-and-markets/67631/iran-italy-to-sign-12b-railroad-deal

東コムモハダミヤ駅アラク駅間の直線距離136km
イタリア国鉄FS権益 12億ユーロ1544億4000万円相当
輸出信用枠 50億ユーロ6435億円相当

1kmあたり建設単価はイタリア権益33%の11億3559億円とイラン側66%の
資本充当分全額融資とすると車両含めて58億6721万円程度になるのかな。

ただし日立レールイタリアともかく電力系統と信号系統を納入するであろう
アンサルドSTS社だが日立製作所50%以上のほかにウェスティングハウスエア
ブレーキテクノロジー社従業員持株会とユダヤ系米国人ポールシンガー氏の
エリオットマネジメントなど米国勢49%未満という極めてアレな主要株主構成
なんだよね。

トランプ政権による事実上の踏絵踏みだろうがディレッティシマ路線網の
信号系統更新は日立水戸が技術供与しており国鉄新幹線路線網とコンパチ
というかイスラム革命により国鉄新幹線規格路線を工事凍結したあとに
自力建設在来線暫定開業させたというテヘラン駅から東コムモハダミヤ駅
までの本来の信号系統の最新タイプでもあるわけで将来はシルクロード
高速鉄道の屋台骨区間が約束されているのね。