>>600
近代以前の戦争だと、まずもって「目立つ」ことは勇気の象徴だから、みんな可能な限り目立つ格好をしたがる。

近世から近代になると「制服」という形で服装が統一されるようになったけど、指揮官は見通しのいいところから
目視で状況を把握しているから、軍服はある程度以上に目立つものでないと指揮できない。
誰がどこにいるのかわからなくなるからね。

第一次世界大戦になって「目立つ格好してると遠くから狙い撃たれる」ことが不利だと認識されるようになるまでは
「迷彩」の概念は軍隊には全面的には採用されていない。