>>878
逆。
「大艦巨砲主義だから」日本は戦艦を軽々しく前線に投入できなかった。
海軍の主力がやられたらそこで戦争終了なんだから。

対してアメリカは「例え戦艦がなくても戦い続けられる」という確信が持てたから
ある意味惜しげもなく投入できた。
そもそも日本側よりも数持ってるんだから、数隻沈んだところでまだ互角だし、
「海軍の主力である戦艦がやられた」ことによる国民の士気への影響も、真珠湾が
あった以上もう大して気にしなくてもいい(あれ以上のショックはもうそうそうないだろうからだ)。


ただ、日本に関しちゃ「大艦巨砲主義」は実は半分棄ててたけどね。
「戦艦の数で勝てない以上、戦艦同士の決戦である最終局面までに可能な限り他の手段で戦艦を沈めておくしかない」
に傾倒した結果、「これなら戦艦いらないじゃん」な状態になっていたので。

そういう発想あんまりしていないアメリカのほうが戦艦を積極的に活用できたのは皮肉の一言だな。
当然の結果なんだけど。