TFR ◆IBMOSAtBIg sage 2017/06/22(木) 21:14:21

           /^l
  ,―-y'"'~"~"~゙´  |   海自の話に便乗してみるもさ。まずちょっと先祖帰りして私見もさ。
  ヽ          ;:
  ミ:  ´-――- ` ミ   旧海軍に対する批判としてしばしばシーレーン防衛を軽視したことが挙げられるもさね。
  ゙,   づ⌒/⌒と ミ   そしてそれに対する反駁として「前線を突破されたらシーレーン防衛どころでない」
  彡  .: : :⌒'⌒: : : ミ   といった主張がなされるもさね。
   '; (⌒):::::::::::::::: ⌒)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  が、海軍が前線での戦い(艦隊決戦カッコカリ)に負けることイコール戦争の終わりではないもさ。

前線で負けた途端にガラガラと何もかも崩れてしまう国防システムではいけないもさね。

さて現代に戻ってみるもさ。

今でも海自に対して陸自や空自から「おまいらは、自分らが負けたらそれで戦争が終わると思ってないか?」と言う問いが
なされるもさ。
これに対して現代の海自の人々は、「島国なんだから海上兵力が負けたら終わりに決まってるだろう」なんて言葉は基本的に
返さないもさ。
日本人の生命と財産のほとんどは陸上にあるもさね。島国であろうともそれは変わらないもさ。
そして海上自衛官といえども人間であり、本質的に海の上で長期間生活しつづけることは出来ないもさ。
担当すべき海域を広げるのに必要なのは航続距離の長い艦艇ではなく、まず各地の根拠地もさね。
いまやジブチにも海自根拠地があるもさ。東南アジアにも近く、いくつか設けられるはずもさ。
DDの大量建造はその発想に沿っていると思うもさ。
そして艦内風紀の根本対策もここにあると思うもさね。出来るだけ短期間の航海で根拠地に戻って休息できる体制を
組んでゆくのだと思うもさ。
護衛艦隊の総地方隊体制化もさね。
この場合、もちろん空母は要らないもさ。DDHまでで十分もさ。