http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/196/0015/19603220015003a.html

○古本委員 一般的に、ジェーン年鑑でも何でもいいですけれども、一般的にごらんになって、
         艦載機十機程度の空母が一隻あったとして、これは壊滅的破壊能力を、相手国を、持つということになるんでしょうか。

○前田政府参考人 先ほど法制局長官からもありましたが、憲法上の制約のもとにおいて保持される自衛力の具体的な限度は、
             時々の国際情勢、科学技術等の諸条件によって左右される相対的なものであるということであります。
             したがって、いかなるものが攻撃型空母に当たるか一概に申し上げることも難しいというふうに思っております。
             ただ、お答えさせていただくと、昭和六十三年当時に国会答弁において、当時の軍事常識を前提としてでありますけれども、
             攻撃型空母が何かという議論がなされております。
             そこでは、例えば極めて大きな破壊力を有する爆弾を積めるなど大きな攻撃能力を持つ多数の対地攻撃機、
             これを主力として、かつ、更にそれに援護戦闘機あるいは警戒管制機等も搭載をして、
             これらの全航空機を含めて全体となって一つのシステムとして機能するような大型の艦艇、
             こういったもので性能上専ら相手国の国土の壊滅的破壊のために用いられるようなものが該当するのではないかと考えられる、
             こういう答弁がございますので、そういう点を考えながら判断をしていくことになると思います。

CATOBAR空母は不可能で最大でもQE級規模が限度と見るべきか