>>86
> NATFのときに空軍仕様のATFを艦上機にすると、3割重くなるという話だった。けどF-35の空虚重量はB型を
> 基準にするとA型は10パーセント軽く、C型は12パーセント重い。AとCを比べても17パーセントで、翼面積まで
> 拡大していること鑑みれば、相当に成功した部類ではないだろうか。

F-35BがF-35Cより軽いのは兵装搭載量も燃料搭載量もF-35A/Cよりも小さいので妥協したからだよ
CTOL機同士で言えば艦載機は陸上機よりも性能は劣って当然だが、F-35では艦載のF-35CはF-35Aと同等の性能を達成するために
翼を増積している、これがCTOLのF-35CがSTOVLのB型よりも重くなった原因だ

F-35BにF-35A/Cと同じ兵装搭載量と戦闘行動半径・航続距離を要求してごらん
確実に言えるのはその増えた兵装・燃料の重量を抱えて現在と同じ滑走距離でSTOせねばならないからF-35Bも主翼の増積が必要になるということだ
その結果として、F-35Bは現在よりも遥かに重い機体となる、もちろん現実のF-35Cをも上回る重量にね、もちろん加速性とかは現状よりも悪化する
そして恐らくだが全兵装投棄、燃料はVL1回分(つまりVL着艦に1度でも失敗したら海ポチャ)でVLがギリギリできるかどうかに追い込まれただろう

だからF-35Bの性能をA/Cよりも低いレベルで妥協したのは正しい判断だが、その妥協した性能のF-35Bを性能で妥協していないF-35Cと重量で比較するのは間違い