http://www.mod.go.jp/j/approach/anpo/osprey/pdf/20120919c.pdf&;ved=0ahUKEwiQsIOt6_jUAhWDlpQKHYvIBow4FBAWCCwwBg&usg=AFQjCNFwBIFY0y4fvDLJrzbLpIkfIlqyWQ

『問43 温度のみから火災発生の可能性について分析している(P172)が、熱排気の暴露時間を考慮した分析結果なのか不明である。
また、延焼にまで至らずとも、植物が焦げた場合、水分含有量などが減っている状態であるため、その後の訓練で火災になる可能性があることを考慮して分析した結果を示す必要があると考える。
さらに、下降気流の温度が、距離・範囲により、どのように低下していくのかについて示した上で、下降気流による森林の乾燥化、乾燥化に伴う植生への影響、植生への影響に伴う動物への影響についても分析する必要があると考える。政府の見解を御説明ください。』

○ 環境レビューによれば、オスプレイの排気の温度は、ナセルから排出された時には周辺の気温より約268℃高いが、約1.3m下の地表に到達したときには、約202℃低下し、周辺の気温より約66℃高い程度となる。
さらに、通常はデフレクタが作動しており、地面に当たる熱風の温度はさらに低くなるため、火災の可能性は極めて低くなる。
アメリカ国立標準技術研究所が実施した裁断された新聞紙や松葉を用いた発火実験では、このような物質の発火が起こるのは、少なくとも摂氏300℃以上の温度にさらされた場合であるとされている。