>>176の続き

>ネット小説って更新ペースと文章量を稼ぐために推敲そっちのけで毎日投下しまくるのが主流だし、勢いはともかく構成とかはどれも二の次だ。
>更にパートごとの分業体制だから矛盾も当然出て来る。それをアニメで再構成するとなると……

>日本のラノベって1巻ごとにテンプレに沿った起承転結や萌え要素を放り込んでいるけど、あれってアニメ化に便利なように調整されているはずだ。
>ウチの国のネット小説は文字数パワーがメインでそういった調整は入っていないし、アニメにする際に問題にぶち当たる。
>国産アニメの制作に関してはその辺りの経験の蓄積も重要だろう。

>最近は日本でもネット小説原作アニメが珍しくは無いぞ。

>それだって一度書籍化してからアニメ化だろう。商業化の際に再構成や編集が入る。
>ウチの国のネット小説も書籍で売ったりはするけど、ほとんどが手を入れずに文章流し込んで終わりだぞ。

>日本のラノベ原作アニメも「原作ではこうだった」「原作を見れば理解できる」的な部分は確かにあるが、アニメで何やってるか分かんなくなるって
>ことは無いだろ。 それと比べると国産アニメは前提知識と理解の要求水準がかなり高い。

> 国産アニメの場合、「興味があるなら原作も読んでみて」ではなく、「原作を読まずにアニメを理解できると思うな」といった感じのもあるからな……

>日本のアニメって原作付きでもオリジナルでも、最初の方で世界観や目的を「ストーリーの中で」説明するからね。
>例えば「ソードアート・オンライン」でも第一話の導入でゲームのルールや背景をストーリーの中で伝えていたし。
>日本のアニメに関しては説明セリフが多過ぎるというツッコミはあるが、最近の国産アニメのウチの国の観衆の脱落っぷりを見ると、ある程度は
>必要なものだというのが理解できる……

>原作の違いもあるだろうけど、日本はアニメ向けのストーリー構成変更を大胆にやってくる印象だね。
>例えば「幼女戦記」は原作通りにやるなら二話の内容が最初に来るはずだった。

確かに中華ネット小説アニメを日本で放送しても「分らなきゃ原作を読め」という手が日本では通じませんしな。