>>56 このご時世に国境を開けと言う馬鹿がニコニコニュースで紹介されてた模様
「貧困問題を解決に導くのは“国境の開放”だ」ブレグマン×パックン対談
>ブレグマン 見せ方、というのは改めて、非常に重要な点だと思います。何を伝えるか、ではなく、どのように伝えるか。
>たとえば右翼的な言葉を用いて左翼的アイデアを推進することも可能です。
>メルケル首相が難民危機に直面し、「ドイツは移民を受け入れます」と表明したとき、そこに込められていたのは
>「なぜなら、ドイツは素晴らしい国だから」といった愛国的なメッセージだったわけです。
>「国境の開放」は世界の貧困を一掃する“最良の方法”
>ブレグマン 私が今回提案した中で最も非現実的で「ユートピア」に近いアイデアが国境の開放だと思っています。
>ただベーシックインカムや週15時間労働で達成できることに比べると、この恩恵は絶大です。世界の貧困を一掃する最良の方法は、開かれた国境です。
>仮に実現すれば世界総生産の予想成長率は67%〜147%にもなると4つの研究結果が示しています。労働市場が開放されれば、65兆ドルの富が生み出されます。
>ブレグマン 移民は雇用を奪う、移民は犯罪者だのテロリストだのといった、移民を巡る反論は、データに裏付けられていません。
>したがって私が最も恐れているのは、政治家やジャーナリストなどに、
>国境の開放を推進できる人はおろか、そうした発言すらできる人がいないのではないか、という点です。
>ブレグマン 私はこのbrain drain(人材流出)について問題だとは思っていません。人々は案外、祖国に愛着を持っています。
>また開かれた国境は移民の祖国への帰還を促すことも分かっています。
>1960年代、7000万人のメキシコ人が国境を越え、そのうち85%が帰国したのですが、1980年代以降、とりわけ9.11以降、
>国境のアメリカ側は警備が強化され、今日ではメキシコ人の不法移民は7%しか帰国しないことが判っています。
>国境を強化することで反対に不法移民が祖国に帰ることが出来なくなっているのです。