>>327
海自の保有する船舶の寿命についてのそもそも論をすると

1 「船舶の造修等に関する訓令」第17条及び別表に基づき、別表の期日に一番近い期日の定期検査時期に、
 当該船舶の就役の可否、除籍の時期に関して老齢船舶の調査を行う

2 「老齢船舶の調査」において、修理の概算経費、就役の可否に関する意見、除籍の時期に関する意見を海自から大臣に報告

3 艦艇の寿命の判定は、この「老齢船舶の調査」に基づく


となってる。
で、輸送艦はこの年度が20年なので、20年前後に調査が実施される。まだちょっと先やね
で、この「老齢船舶の調査」での調査項目は簡単に言うと

・船体及び主機の老朽化度合い
・主要性能の維持が出来ているか、主要性能の回復にどの程度かかるか

の2点が肝になる
逆に言えば、この2点が満たされてる場合は継続運用になるんよ

おおすみ型については、この主要性能について改修により増強がされてるから、前例に基づけば、現時点では退役時期がみうら・あつみ型と同時期になるかは判断できんのだ
みうら、あつみ型で実施されてない主要性能の強化改修ってのがなされてるからね