「B−1B」戦略爆撃機が飛来しても北朝鮮のミサイル発射を止められない!
 米軍の戦略爆撃機「B−1B」2機が今日(30日)、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を強行した北朝鮮を威嚇するため
朝鮮半島上空を飛行し、武力示威を行ったそうだ。毎度お馴染み光景だ。
 朝鮮半島上空でデモンストレーションする前には九州周辺空域で日本の航空自衛隊と、朝鮮半島に入ってからは韓国空軍と
共同訓練を実施したようだ。
 別名「死の白鳥」と呼ばれる「B−1B」は核戦略爆撃機「B―52」やステルス戦略爆撃機「B−2」と並ぶ米国が誇る3大戦略
爆撃機の一つで、北朝鮮が最も恐れ、警戒している爆撃機と言われている。
 戦略爆撃機の中では速度がマッハ1.25と最も早く、グアムのアンダーソン基地からは2時間もあれば平壌上空に飛来する。
核兵器は搭載してないが、930km離れた場所から北朝鮮の核心施設を半径2〜3km内で精密打撃することが可能で、
空対地巡航ミサイル24基など61tに及ぶ兵器を搭載している。地中貫徹爆弾「バンカーバスター」も保有しており、
金正恩委員長ら北朝鮮最高司令部が作戦を担う地下バンカーなど核心施設への空爆が可能だ。