>>197
>ドイツに対して弩級戦艦は1隻でも多いことにこしたことはなく

英独の互いの本土にいる巡洋戦艦の隻数を考えれば、いかに英国海軍といえども圧倒的優位を
確保できるほどの数を揃えてはいないし、実際ジュットランド沖海戦では隻数に優るはずの英国が
一度に巡洋戦艦3隻を轟沈させられる羽目になりましたしね。

それに開戦時青島にいた独東洋艦体主力の装甲巡洋艦シャルンホルスト&グナイゼナウへの
対処も考えなくてはなりませんでしたしね。

最後期の装甲巡洋艦であるこの2隻は、普通の防護巡洋艦や装甲巡洋艦では全く手に負えないし、
鈍足の前ド級戦艦やド級戦艦では捕捉すらできず逃げ切られてしまうから、どうしても貴重な
巡洋戦艦複数を遠い外地に長期間派遣/拘束せねばならず、その分本国配備の巡洋戦艦が
削られる事を意味します。

それを考えれば、「たかがド級戦艦や巡洋戦艦1隻」とも言えなくなりますしね。