内閣がほぼ年一回のペースで変わるのは不安定というか第三共和制の全期間で大体そうだし
第一次世界大戦の時もその状態でも戦争に勝ってるからそれを敗戦の原因の1つと単純にカウントするかは微妙だな
内閣が変わると言っても国防大臣は大体ダラディエのままだったりするし
ドゴールなんかは戦後に人民戦線内閣期間の軍事費削減なんかを敗北の原因の1つにしてはいたが

ちなみに無線機は普通に陸軍の全体に大規模に配備されてる
戦車も隊長車には無線機が乗ってるから細かい指示は出せなくても中隊長から小隊長には連絡出来た
伝書鳩は偵察隊に付属されてるだけで全く主力ではない
前線の偵察では有線を引く時間もなくて無線が妨害されてる時に伝書鳩が使えるだろうというくらいで有線と無線と一緒に配備されていたと言うだけだ
ドイツ軍に比べてこの辺が遅れてはいたのは確かだが
この辺にしても敗北の大きな原因にするような案件だろうか

ガムランは戦闘が始まって8日で解任されているので彼個人の才能がどれくらい戦局に影響したかも微妙な所だ
少なくともガムランの優秀さと無能さ以上にこの時期に数日間最高司令官のポストが空いた事の影響の方が強かったのではないか
レイノー首相はずっと前からガムランを辞めさせたがっていたが
戦闘のもっとも激しい最中に辞めさせるよりは良いタイミングがあっただろう