「傘」開き大気圏突入=小型衛星の実験成功−東大など
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017062301082&;g=soc
宇宙空間で布製の「傘」を開いて超小型衛星を減速させ、大気圏に突入させることに成功したと、
東京大と宇宙航空研究開発機構(JAXA)などのチームが23日発表した。
宇宙からの試料回収や、希薄な大気を持つ火星探査などに応用が期待される。
衛星などが大気圏に突入する際には、大気の分子が高速でぶつかり、機体が高熱にさらされる「空力加熱」が起きる。
小型衛星では、十分な耐熱素材や断熱材で防御する対策が難しかった。
東京大の鈴木宏二郎教授らの研究チームは、縦横10センチ、長さ30センチの機体に、
防火服などに使われる布素材でできた六角形の「エアロシェル」を収納した超小型衛星「EGG」を開発。
今年1月、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」から放出した。
EGGは高度約400キロで、直径約80センチのエアロシェルを展開。
空気が希薄な高度で広げることで、空力加熱を抑えながら徐々に減速し、
5月15日に太平洋の高度約95キロで大気圏に突入した。
今回は衛星の落下地点を制御できないため、そのまま焼失させた。(2017/06/23-18:45)
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170623005148_comm.jpg

これってアレだよね