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シラクサの王ヒエロンは、純金とされる王冠に、王冠製作の職人が銀を混ぜ、
残った金を盗んだのではないかという疑いを持った。

そこで、王はアルキメデスに、混ぜ物がしてあるかどうかを、王冠を壊さずに
調べるように命じた。

しばらく、アルキメデスはその方法を見出せず苦しんでいたが、ある日
風呂に入ったところ、湯船から水があふれるのを見て、解決法をひらめいた。

このとき、アルキメデスは「キスカ!(わかったぞ)、キスカ!」と叫びながら
裸のまま街中に飛び出していったという。