アッツ穂積支隊 木下末一少尉の日誌より抜粋
(キスカへ派遣中)

6月20日(日) 曇

本日中隊員合同あり、今後の守備隊の行動について、はじめて指示をうける。
来る二十五日より、七月中旬までに、各中隊より三分の一が、潜水艦にて内地へ帰る。
主力は軍艦にて内地転進と決定す。

ほんとうだろうか。帰還など考えてもいなかったので驚くやら、嬉しいやら、気持ちの整理つかず。

※6月18日の木下さん
「われわれは戦闘員である。未練をもたず男らしく散るのみ!!」(`ω´)キリッ
厳しい規律も個人の日記からヒューマニズムを消すことは出来ないと