車から降ろさず家族は家に、1歳女児が熱中症死

8/4(土) 12:47配信 読売新聞

高気圧に覆われ、全国的に厳しい暑さに見舞われた3日、
長崎県波佐見町では午後2時半頃、男性から「孫娘が熱中症のようだ」と119番があった。女児(1)は病院へ搬送されたが、熱中症で死亡した。
県警川棚署の発表などによると、女児は自宅横に駐車中の乗用車の中にいたという。家族は同日午前、女児を連れて乗用車で外出。
帰宅した際、女児が乗っているのを忘れ、家に入ったという。
午後、車内で女児がぐったりしているのを発見した。
長崎地方気象台によると、波佐見町近くの佐世保市では午後2時5分、この日の最高気温35・2度を観測した。

熊本県天草市や宮城県石巻市ではいずれも80歳代の高齢者が自宅で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。