>>http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1498234771/919
前の書き込みを見て「東京電力の送電網がどうしてこうなってるか」というお話をしていませんでした。
気になってる人なんて一人もいないかもしれませんが、簡単に説明しておきますね。

東京電力の場合、関東外縁に「高速道路」を2重に用意して、
さらに、福島・新潟にそれぞれ、一定出力で延々運転することが得意な
「石炭火力」「原子力発電所」を設置しています。これらの発電所は、
「東京電力のサービスエリア全体にまんべんなく電力が届けられる」ようにしているわけです。
また、電力の流れが偏らないようにしていることにも注目して下さい。

変動分を受け持つガスタービンおよび石油・天然ガス火力発電所は東京湾側に設置して
(もともと港湾と燃料施設の確保の点で他の選択肢なんてないのですが)
これも結局は、外周の送電線に流して、南北からの電力が釣り合うようにしています。
こうしておかないと、送電線に電流が多く流れてしまって案配が悪いからでもあります。
ですから、柏崎刈羽からの電力は、わざわざ新富士変電所まで大規模送電線を引っ張って、
そこから南関東に給電できるようになっています。