>>268
東京電力柏崎刈羽原子力発電所は、定格出力8212MWです。
一方東京電力管内の最大需要は60000MWくらいですから、この一つの発電所で、
最大需要の10%を軽く超えちゃいますね・・・
(実際には定期点検の兼ね合いで、
原子炉7つが同時にすべて動くことはまずありませんし、東北電力への給電も行いますので、
柏崎刈羽からの給電が6000-6500MWを超えることは無いと考えられますが。)
この発電所からの送電線は、世界最悪の豪雪地帯の上越国境を越えますから、
もとより送電リスクは大きく存在します。
このため、この発電所からの供給が停止したときの安全装置として、
玉原(1200MW)・葛野川(1200MW)・神流川(940MW)電源開発奥清津/奥清津第二(1600MW)
といった揚水発電所が存在するとも言えるでしょう。>>277

>>277
バビロン作戦で爆撃されたイラクトワイタ原子力研究所のタンムズ研究炉は、
電気出力からみれば70MWの「可愛いもの」ですよ。
ただ、イラクはチグリス・ユーフラテスの両河川を使った
揚水発電が可能ですので、出力変動が苦手な原子力発電所が大きな出力を持っていても
変動分を揚水発電で補填するということは一応可能です。