>>707
水力発電所は、昔からあるものが多くて、「とりあえず発電機がつけられそうなところにはつける」
という感じで設置されている物が多くあります。
このため、たとえば佐久間のようなよほど大きなダム式水力か、
揚水発電所以外は、系統維持のためにはそれほど頼りになりません。
一般的な水力発電所の殆どは、「用水放流のためのついでに発電」という性質のもので、
電力会社の都合だけで運転できるものではありませんしね。
昔は電力需要が大きくありませんでしたから、水力発電が主力でも問題なく、
たとえば戦時中でも我が国は、統制もあって大きな電力不足はありませんでした。