ロシア、2025年までに弾道ミサイル防衛システムを構築するとした。
構築の理由として欧州のイージス・アショアが弾道ミサイル発射施設に転用される
可能性があることを挙げた。
第1段階は現有のA-135弾道ミサイル迎撃ミサイルの長射程化型
(ICBMをミッドコース・終末段階で迎撃できるだけでなく、軌道上の物体を撃墜可能)
第2段階はBMD型のS-500地対空誘導弾システム(THAADと違いICBMを迎撃可能)
という二層式のBMDとなる模様。
このシステムは7種のレーダー(バンドはUHF・VHFなど。センチメートル波型は近々導入予定)によって
管制され、その範囲は4500〜6000kmにも及ぶとされている。
http://www.armyrecognition.com/june_2017_global_defense_security_news_industry/russia_to_deploy_anti-ballistic_missile_system_22706171_tass.html

ロシアのBMD網も着々と構築されている模様。