>>526
>ブリテンは原子力空母にはせんのか
のちにQE級に繋がる検討では取り上げられはしたが万事コスト高で取り止めたそーな

まーブリテン的な運用法、というか、英だと原潜や哨戒機の触接振り切るための高速度維持と
戦力投射する為の長距離展開といった米空母的な用法に備える必要が乏しい
また主要装備パレット上に乗っけたりモジュール化して交換整備するとか
船渠での修理・整備期間を柔軟に設定できるようにして洋上展開時機の拡大狙ったりしてたので、
燃料棒交換とか、どうしても整備時機が固定化して戦力落ちる時期が目に見えたり
一度船渠に入ると中で整備切り上げにくくなる核動力/原子力推進のメリットが他所より乏しいのよな
英の場合、肝心の舶用炉の選択肢があんまりなくて、新規開発になりかねんってのもでかいけど

ブリテンの今の空母に対する要求で速度とかここいらへの要求が低めなのは
90年代手前〜半ばにQEになっていくインヴィンシブル代艦の研究が出だした時の要請で
他国の基地の使用を拒絶された際に備えた航空戦力の展開拠点として、って点があったとこから、
いまの英の自国空母に対する見方は、米仏の正規空母的な
機動部隊造って自己完結した戦力投射能力を持たせるというより、より補完的な立ち位置
インヴィンシブル級とオーシャンの代替として制海艦・揚陸支援能力持つ艦が欲しいってとこから
始まってるからなんかなー? ってとこもありはする
(まぁこの時期の研究だと完成したQE級の実物よりよほど小さな4万トン級なんだけどさ)