加計問題に関しては、政権には全く問題がないとする側に、

政権側に不利に働くような「証言」の証拠価値の一切を否定するような態度が見えるが、

こうした態度は歴史修正主義的な言説においても既視感がある。

証言など私は認めない、私が認めるに足りる証拠を出せ、というわけである。


あるいは、証言の証拠価値を減じるために、証言者の人格を否定するという手法についても、歴史修正主義の手法と大いに似ている。

彼は信用できない人間だから、彼のいっていることは嘘である、というわけである。

もっとも、偽証という疑惑を他人にかけるに足りる証拠を彼らが提示することはないわけだ。