>>170
> 強襲揚陸艦が外征するわけでもないのに必要ないと言ってるのはアホだわさ
> 島嶼防衛云々言ってるなら避けて通れない道よ

そもそも島嶼防衛を本気でする気ならば最初から相手に奪わせてはならない
アメリカ軍は日本の描いている島嶼防衛のシナリオが「専守防衛である以上、一旦はチャイナに奪われてしまうが奪い返す」というのを
クレージーで全く軍事的にリアリティのない空理空論だと考えてるんだよ

昔から攻撃側3倍の原則というのがあるが、島嶼防衛戦では島を守る側は奪おうとする側に対して圧倒的に有利である(つまり同程度の兵力では
全く話にならず歯が立たない)のは、太平洋戦争での日米の島嶼戦でアメリカ軍は莫大な血を流すことで骨身に染みている
(結局は日本が全て敗北したが両軍が投入した兵力差を考えれば、アメリカ側の被害は通常の戦いよりも桁違いに多かったと言える)
その経験からアメリカ軍は、日本の島嶼防衛戦に於いては防衛する側として戦わなければ非常に苦戦し莫大な犠牲を必要とすると判断している
ところが日本の尖閣諸島などでの対チャイナ防衛のアイデアは、一旦はチャイナに奪わせて奪い返す=攻撃側として戦うという代物
これではアメリカ軍は日本の自衛隊や政府をクレージーだと考えても仕方ない

つまり日本が本気で島嶼防衛する気ならば、そもそも強襲揚陸艦を必要とする事態にならないように必要な装備や
島嶼への防衛部隊の配備をして、チャイナに絶対に奪われないようにせねばならないってことだ

裏を返せば
日本が本気で島嶼防衛をすれば(尖閣などにも陸自駐屯部隊を置けば)強襲揚陸艦なんて船は全く必要ないし
強襲揚陸艦を必要とする状況(既にチャイナに島嶼を奪取占領されてしまった状況)になれば、日本だけの戦力では奪い返すことは不可能だし
アメリカ軍はそんなクレージーで無意味に危険なだけの戦いに海兵隊を送り込むことはしない、つまり強襲揚陸艦の存在は何の役にも立たない、ということだ

だから本気で島嶼防衛したいのであれば、強襲揚陸艦なんてものは不要なシナリオで必要な装備や配置をきっちりと固めることだよ