秋葉原の安倍晋三首相の演説で、「安倍やめろ」のコールをしたのは誰?“場外戦”に発展も (産経 7/7)

安倍晋三首相が東京・秋葉原で東京都議選の街頭演説を行った際、「辞めろ」などと罵声を浴びせた集団に、在日外国人に対する差別に極端な
反対運動をすることで知られる「対レイシスト行動集団」(旧レイシストをしばき隊)のメンバーがいたことが7日までに、分かった。

1日に秋葉原で行われた演説会場には籠池学園の籠池泰典理事長(64)夫妻が登場し、テレビカメラが殺到した。
複数のインターネットサイト上での投稿で、その籠池夫妻のそばにいたことが明らかにされたのが、対レイシスト行動集団の野間易通代表(50)ら
だった。

また、現場で掲げられた「安倍やめろ」と書かれた巨大横断幕と、平成27年に「レイシストをしばき隊」が作った横断幕との類似点を指摘する声が
ツイッターなどに投稿された。

横断幕は「安倍やめろ」の「め」と「ろ」がつながっているのが特徴で、野間氏が平成27年8月31日に制作過程をツイッター上で公開していた。
野間氏は5日、ツイッター上で「7月1日からネットに書いてあることを何いまごろ『明らかに』しとんねん笑」と投稿。事実上、関与を認めた。

今回の騒動は“場外戦”に発展している。

猪瀬直樹元東京都知事(70)は2日未明、ツイッターに
「テレビで見たけれど、あの『安倍辞めろ』コールはプラカードなどから、共産党の組織的な行動ですね。
ところが普通の視聴者には『辞めろ』はあたかも都民の声と聞こえてしまう」などと投稿した。(続く)