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<アフリカの重要な意義>
 日本は,政府だけでなく民間もアフリカの発展の重要性を確信し,貢献策を実践してきている。1993年にアフリカの首脳達の参加を得てTICADを立ち上げ,昨年のケニアで第6回を開催した。
日本からは200社を超える企業も参加した。日本のモットーは「日本からアフリカへ投資をし,アフリカの人々に技術・技能を供与し,生産方法や働く上での規律を授ける,これにより,アフリカの人々が,経済的な自立と働くことの意義を実感し,自らの産業をもつこと」にある。
自生産業の増加は,アフリカの若者が自国に留まる効果ももつ。
 今や,アフリカでは,製造業が現われ,「カイゼン」という日本語が広まりつつある。日本は,今後ともアフリカからの留学生,研修生の受入れを増やしたい。
また,アフリカの首脳達から支援を求められた農業分野で,インフラ,技術,人材など各フェイズでの協力を一段と高めていく。