選挙報道でのメディアの"切り取り"と"偏向" テレ朝・小松アナが激白「自分の思ったことを言っている」
https://abematimes.com/posts/2619807

 「マスコミの切り取り方もコメンテーターの適当な憶測も本件で大変勉強になった。
国政に対する意見を求められて答えたつもりだったが全て『敗戦の弁』として総括されてしまうようで怖い」、
「失言に気を付けて詳細を話す→努力虚しくマスコミに都合良く切り取られる→(無限ループ)。
マスコミの編集ではなくネットで今後会見系は自身で丸ごと録画・配信せねば!」

 社会問題を体験するツアーを運営している一般社団法人リディラバの安部敏樹代表は
「メディア自身には、取材対象が伝えたいことを伝えるための機能という自己認識がなく、
基本的には、視聴者が見たいというものを作ろうというスタンスなのではないか。
むしろメディアは立場を明確にしたほうがいい。『無色透明です』と言っている時点でそれはおかしい」と話す。


 一方、「新聞にしてもテレビにしても決まった枠、決まった尺の中で、どうにか視聴者に伝えたいことを伝えようと頑張っている。
ネットでずっと垂れ流しているのと違い、編集しているからこそ質が担保されていて、故に多くの人が見ている」とも指摘、
「中村さん発言の切り取り方だけを見てみると、明らかに都議選と国政と関係づけようとか、
それを通じて安倍政権批判をしようという意図もあったんじゃないかなと思っちゃう。
ただ、自民党に所属している以上、引き受けなければならないことでもあると思う」と述べた。


安部氏の意見に対し、ハフポスト日本版の竹下隆一郎編集長は「人間である以上、言葉っていうのは切り取られるんだと。
それを前提に会話っていうのは成り立つんだっていうことをベースに話さないと、メディアは悪い、
マスコミは悪いっていうすごい単純な話になって、面白くない会話になってしまう」と話す。