何もかも証拠として押収された上で、籠池氏本人も逮捕されて文字通り口封じとはね。国策捜査に続いて国策逮捕に踏み切った訳だ。露骨すなあ。

森友学園への国有地不正値引きを行なった当の政府・財務省は、保管が前提であるはずの行政文書を廃棄しただの、自動消去システムがどうのと大嘘を繰り返した挙句、
システム更新で物理的にデータを消してもお咎めなしなのに、籠池氏の家には強制捜査が入って資料を根こそぎ押収し速攻で逮捕とはね。

今回の籠池逮捕はあからさまな別件逮捕ですね。大阪地検特捜部は押収した資料をつまみ食いして、「不都合な真実」は闇に葬ってしまったのでは。

資料は既に検察当局が押収している為に罪証隠滅の恐れもなく、同居人も存在しマスコミも張り付いていて逃亡の恐れもないのに、逮捕を強行する大阪地検特捜部はどうかしている。
しかも、国有地不正値引きという森友問題の本筋から外れた補助金適正化法違反の容疑での逮捕。まさに国策捜査、国策逮捕だ。

まるで威嚇射撃のように逮捕権限を行使する検察当局の姿勢はまさに、公権力の都合によって人権蹂躙を是認する人質司法の典型例だ。
証拠隠滅に奔走した財務省は時の権力に放免され、首相の覚えめでたい佐川宣寿は国税庁長官への栄転まで果たしたというのに、あまりにも不公平で不公正ではないか。