さすがマリンコ、よく訓練されとる

海兵隊員が富士山で人命救助
http://www.okinawa.usmc.mil/news/170710-fuji.html
沖縄県浦添市にあるキャンプ・キンザーに勤務する仲のいい5人の海兵隊員が、アメリカ独立記念日の休暇を利用し、富士登山を楽しんでいました。
ティエレ伍長、エムス伍長、グッドマン伍長、マルティネス上等兵、ゲバラ・オスナ上等兵の5人は7月3日、富士山山頂を制覇し、
楽しみながらゆっくりとした足取りで下山していました。
下山途中、先頭を歩いていたティエレ伍長は助けを呼ぶ登山者に遭遇し、上から降りて来るグッドマン伍長らに手を振り、呼びかけました。
グッドマン伍長らが急いでティエレ伍長のもとに駆け付けると、そこには日本人男性がひどく狼狽した様子で地面に横たわった女性を介抱していました。
それは父親の織田祥裕(よしひろ)さんと地面に横たわった娘のモエさんで、高山病で過呼吸になり、高熱を出し震えが止まらない様子で、
すぐに救急処置が必要な状況でした。
祥裕さんは隊員たちから携帯電話を借り受けると、救助を要請しましたが、山中であることから車が入れない場所だと聞かされました。
そこで隊員らは躊躇することなく、持っていた金剛杖二本と着ていたTシャツを脱いで、即席の担架をこしらえました。
他の隊員らがモエさんを担架で運んで下山する間に、エムス伍長は、一刻も早い救急処置を要請するため、一人で急いで山を降りました。
隊員らは彼女を担いで約2キロを素早くかつ安全に下山し、20分足らずで無事7合目から6合目にある安全指導センターに到着しました。