「私たちが若い頃とは全く違う」石破氏、自民党内の空気に懸念
AbemaTIMES 7/10(月) 21:10配信
(前略)
「私たちが若い頃とは全く違う。30年くらい前の話ですよね。その頃は常に発言もしたし、総務会が決めたことをひっくり返そうとしたら、
“総務会粉砕!“とバリケード張ったりしましたよ。
安倍総理の下、幹事長時代に若い人を集めては言いたいことを言え、若い人が暴れないと自民党は変わらないと何度も言った。
権力の中にいて、それはおかしいんじゃないの?っていう正義感を持つのが若い人たちだと思っている。
そして何よりも、当選期数の少ないあなた達が、一番国民に近い所にいるんでしょということなんですよ。
誰を見て政治をやってますか?ということ。国民が怒っていること、嘆いていることですかを代弁してますか?」。

党内のこうした傾向は、8年前の総選挙に遡るのだという。

「8年前、麻生総理の下で総選挙やって下野をしましたが、あの時は自民党内での派閥闘争をやめてくれよという国民からの強いご意見が
あったわけですよ。 それでずっときた結果、今度は“物言わぬ自民党“になったわけです。
一致団結は大事なことだが、それは批判を許さないということではない。 だけども党内の混乱はしちゃいけない、これはかなり難しいです」。
(後略)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170710-00010007-abema-pol

だからと言ってマスゴミと結託して政府与党の背中を撃つゲルのやり方は利敵行為そのものなんですけどねぇ。
だから党内にもゲルのやり口への賛同は広がらないし、幹事長時代の選挙下手も同調者を増やせない一因です。

それに昭和の自民党は多くの左派や特亜派を抱え込み、深刻な党内対立と国富の流出をもたらしましたが、90年代以降の剛腕小沢が
引き起こした党の分裂と自由党/民主党の成立により、党内左派がほぼ党外に去り小泉政権時代には右派中心の党として再編されました。

そして過去の自民党が不透明な派閥政治で国民の信を失った事が、二度の下野をもたらした反省から派閥の力が弱まり、その分官邸の
発言力が増す流れになったのだから、今更30年前の話を持ち出して「昔は良かった」と言われてもねぇ。