東芝、半導体売却でWD・鴻海と交渉開始 銀行団に説明=関係筋

東芝(6502.T)は11日午後、三井住友銀行など主要取引行と開いた会合で、半導体子会社の売却の行方について説明し、優先交渉先となっている米系ファンド、ベインキャピタルと産業革新機構を主軸とする日米韓連合との協議が遅れていることから、
並行して合弁パートナーの米ウエスタンデジタル(WD)(WDC.O)、さらに台湾の鴻海精密工業(2317.TW)と交渉を始めたと説明した。複数の関係者が明らかにした。
東芝は半導体子会社を2兆円規模で売却し、来年3月末の債務超過の解消を目指しているが、優先交渉先以外との話し合いを始めたことで、売却の見通しがいまだに立っていない状況が浮き彫りになった。
優先交渉先となっているベイン、産業革新機構、韓国のSKハイニックス(000660.KS)、日本政策投資銀行の連合体との交渉は長引いていると説明。
このため、対立状態にあるWDと交渉を始めたことや、鴻海の提案を改めて検討する姿勢をみせた。

http://jp.mobile.reuters.com/article/amp/idJPKBN19W0WB

もう何がなんやら