部隊ではよ官品息子、官品娘などの蔑称がささやかれていた。
官品息子とは自衛官や事務官の高官の息子、娘のことであり
非常に優遇されていた。
自衛隊は縁故を重視する組織で中枢に入れるかどうかは能力ではなく
縁故による。
高官の息子、娘は高官になるのだ。

これではどんなに優れた理論や戦術をもった人間も尉官以上にはなれない。
またここまで癒着がベッタリだと自衛隊内部に変革はもたらせない。

民間企業ではこれだけイノベーションがささやかれているのに
自衛隊はいまだ旧軍の体質、いやっ実戦を知らないからより質の悪い
組織になっているように見える。