>>651
二次大戦前まで欧州諸国の間で「将校は貴族」時代の名残りとして、将校の個人装備は制服を含めて基本的に自己負担であった。軍はある程度ルールを作っただけで、その範囲内ならカスタムしても構わない。
支給品の拳銃とサーベルは下士官と兵士向きだ。

旧日本軍でもそうであり、将校は軍刀と拳銃を自前で用意して、軍からは装備代わりに被服費を支給する。
陸軍将校の装備一式は基本的に幹部の親睦組織の偕行社から買うことが多い。金がそんなにない初任士官はツケ払い可能であった。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1075919180
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1124025691

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%95%E8%A1%8C%E7%A4%BE
偕行社

戦前に日本陸軍将校の間で実は携帯しやすい小型の.32/.380ACP口径オート拳銃が最もポビュラーらしい。
中国戦線ではより野戦向きのモーゼルC96を使用する人もあった。