>>976
>トルコがアフリーンのYPGを攻撃することによって、YPGと米国、米国とトルコに楔を打ち込めると読んだ

これは全く同感なんだけど、だったら、何もトルコにアレッポ南部まで侵入させないで、
アフリーンだけ攻めさせればいいわけだよね。
アブーズフールまではシリア政権軍は快進撃で、そのまま反政府軍を押し込もうとしていたわけだから、
むしろトルコが間に入って停戦になるのは望ましくなかったはず。

推測としては、トルコがこのままイドリブ周辺にまでシリア政権軍が攻めこむならば、本格的に反政府軍に軍事支援を行うぞっていう
意思を示したんだと思う。
事実、アレッポ南部の前線でトルコの最新鋭の防弾車両が使われ始めてたんだよね。
本格的に武器支援を行っていないが、このまま行ったら戦車や対空ミサイル、果ては空爆支援までやるぞっていう
決意だったかもしれない。

それではアメリカとトルコ二正面から責められることになっちゃうので、トルコにアフリーンを攻めさせて、アメリカと対立させ、
一方で、トルコの要望を受け入れて、トルコ軍に停戦監視を許可したんだと思う。
その間に自分たちは南の戦場に注力できるっていうのはそうだろうし、
あわよくば、北の戦場で反政府軍同志を食い合いをしてもらって、南を制圧した後に北の停戦合意を破って、
再び攻め始めてもいいし、そのままトルコを引き込んで、アメリカに対するけん制に使ってもいいって考えじゃなかろうか。