>>976
>トルコがアフリーンのYPGを攻撃することによって、YPGと米国、米国とトルコに楔を打ち込めると読んだからこそ、
>ロシアはトルコとの合意を飲んだんだと思う。
同意。
そもそもロシアが見てるのは地域全体への影響力の拡大であって
アメリカの手が殆ど入らず一貫してロシア陣営のアサド政権はその為の盤石な足場ってとこだろう。
ロシアとしてはアサド政権が存続し主要部を奪還した現状で満足で
シリア全土の再統一まで面倒見るつもりは無いから
トルコのアフリン侵攻もアサド政権の為に実力行使で止めるまではしない。
寧ろYPGと米国、米国とトルコに楔を打って
結果的に程度の差はあれアサド政権、YPG、トルコが何れもロシアに擦り寄って来てる状況は大満足だろう。

いや、直近のアフリンに関係してる三者だけじゃなくて、反米のイランは勿論
親米的なイスラエルもエジプトもサウジもシーア派イラクも軒並みと来たもんだ。

イスラエルのオレン副首相「米国はシリア、イラン、イスラエルの対立をめぐって何の影響力もない」(2018年2月12日)
http://syriaarabspring.info/?p=46367