諏訪湖の異臭への対応で県諏訪建設事務所は19日、
下諏訪町東赤砂の漕艇庫近くの小河川河口付近で臭いの原因とされる原生動物「アメーバ」の
腐敗した死骸などとみられる白い塊を強力吸引車(バキュームカー)で除去した。

異臭は一時、湖岸や流入河川の河口付近で広く確認され、県や地元自治体に多くの苦情が寄せられた。
異常に繁殖したアオコの原因となるらん藻類やそれらを食べる「アメーバ」が急激に増えて死んだ際に
白くドロドロした塊となって強烈な臭いを発していたが、雨などの影響で淀んでいた川の水が流れ始め、次第に目立たなくなった。

この日作業をした漕艇庫近くの小河川は臭いの原因となる塊が長くとどまっていた場所。
川に流れがないため、作業員が熊手で塊を引き寄せ、バキュームカーで吸い取っていた。
同事務所維持管理課は「作業をしたのは最後まで臭いが残っていた場所。これで諏訪湖全体の臭いが落ち着いてくれれば。

諏訪湖のイメージの低下に直結するこのようなことはもう起きないでほしい」と願った。

http://www.nagano-np.co.jp/articles/19671

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